日本郵政 2026年3月期第1四半期決算 発表 経常収益・経常利益が増加、通期予想進捗25%程度【6178】

日本郵政 2026年3月期第1四半期決算 発表 経常収益・経常利益が増加、通期予想進捗25%程度【6178】
この記事を書いた人

佐々木  雄性

名前:佐々木 雄性(ささき ゆうせい) ニックネーム:ユウ、あるいは「マーケット侍」 年齢:31歳 性別:男性 職業:株トレーダー(専業) 居住地:東京都・港区の高層マンション 出身地:神奈川県横浜市 身長:177cm 血液型:A型 誕生日:1994年6月12日 趣味:ランニング、カフェ巡り、経済書の読書、海外旅行、ジャズ鑑賞、将棋 性格:冷静沈着だが好奇心旺盛。マーケットでは論理的に分析する一方、私生活では意外とユーモラスで仲間思い。リスクを取ることを恐れないが、常に計算された判断を下すタイプ。 投資スタイル 短期と中期をバランスよく取り入れるハイブリッド型。デイトレードでは出来高・板情報・ニュースを重視して瞬発力で勝負する一方、スイングトレードではテクニカル指標(移動平均線、MACD、ボリンジャーバンド)を組み合わせて流れに乗る戦略を得意とする。長期投資は割安成長株やテーマ株に限定し、基本は資金効率を重視した短期回転。米国市場や為替もチェックし、日本株との連動性を意識している。信条は「勝ちを積み上げるより、負けを小さく抑えること」。リスク管理と資金配分を徹底する堅実派。 1日(平日)のタイムスケジュール 6:00 起床:海外市場の動きをチェックしながら軽いストレッチ。コーヒーを飲みつつニュースを確認。 7:00~8:00:経済指標や前日の米国市場を整理、自分のトレードプランをノートにまとめる。 9:00~11:30:東京市場でのトレードに集中。板情報やニュースを睨みながら瞬時の判断を繰り返す。 12:00~13:00:ランチは外食やカフェで。ここで相場仲間や投資家友人と情報交換をすることも多い。 13:00~15:00:後場のトレード。保有銘柄の調整や新規エントリーを行う。 15:30~17:00:トレード結果の振り返り。チャート分析や売買記録を徹底的にチェック。 18:00~19:00:ジムでランニングや筋トレ。体力維持もトレーダーの仕事の一部。 20:00~21:00:夕食。外食か、自炊で簡単にパスタやサラダを作ることもある。 21:00~23:00:欧州市場を横目に勉強タイム。経済書や海外投資家のブログを読む。 23:30:入浴後、翌日の準備をして就寝。


日本郵政の2026年3月期第1四半期決算を投資家に読み解く

日本郵政グループは2025年4月〜6月期(第1四半期)決算を公表しました。まず、連結ベースの経常収益は28,102億円となり、前年同期比で743億円の増収となっています。経常利益は2,251億円で、前年同期比は137億円の増益です。一方、親会社株主に帰属する四半期純利益は677億円となり、前年同期比で70億円の減益となりました。四半期ベースの利益は、持分法関連や特別要因の影響を受けた可能性があり、前年の同時期と比べ減益となっています。これらは、セグメント別の動向を反映した結果と見られます。

通期の業績予想については、2026年3月期の通期経常利益を1兆200億円台としており、現在の1Q進捗は約22%台(全体進捗率は表記上の22.1%)となっています。経常収益の通期予想は112,600億円、経常利益の通期予想は10,200億円、親会社株主に帰属する当期純利益は3,800億円を見込んでいます。これに対して、1Q時点の各セグメントの進捗は、郵便・物流セグメントの収益性改善を背景に総合的な利益寄与が進んでいる一方で、銀行・生命保険セグメントでは資本とリスクの運用環境に応じた動きを示しています。

セグメント別の動きを詳しく見ると、日本郵便は経常利益84億円、四半期純利益24億円、ゆうちょ銀行は経常利益1,538億円、四半期純利益1,048億円、かんぽ生命は経常利益674億円、四半期純利益346億円と、各セグメントで増益・安定配分の傾向を確認できます。全体としては、売上の増加とコスト改善が見られる一方で、構造的な収益の寄与はセグメント間で異なり、通期予想の達成には引き続く慎重な運用が求められます。

投資家へのポイント

総括的には、2026年3月期の通期予想に対して第1四半期の進捗は順調で、今後のセグメント間の収益寄与が鍵となります。特に郵便・物流と銀行セグメントの改善が全社の利益成長に寄与する見込みです。ただし、四半期ベースの純利益は前年同期比で減少しており、是正の動向を引き続き注視する必要があります。株価の動向は、決算の公表を受けて短期的には反応が出やすい局面ですが、通期予想の進捗とセグメントの動向次第で中長期のトレンドが決まると考えられます。

able> 指標 2025/3期 第1四半期 2026/3期 第1四半期 2026/3期 通期予想 備考 経常収益 27,358億円 28,102億円 112,600億円 進捗率 25.0%(2桁台前半) 経常利益 2,114億円 2,251億円 10,200億円 進捗率 22.1% 親会社株主に帰属する四半期純利益 747億円 677億円 3,800億円 進捗率 17.8% 四半期純利益(非支配株主持分含む) 1,258億円 1,465億円 — 注記ベースの進捗 ble>

セグメント別の状況

郵便・物流セグメントの営業損益は改善が進み、郵便局窓口事業を含む他セグメントも引き続き収益性の改善を図っています。銀行・生命保険セグメントは資産運用の影響を受けつつも、通期の利益目標を維持しています。JPグループ全体としては、持続的な収益性改善と安定配当方針を背景に、長期的な財務健全性を保つ姿勢を示しています。

結論

投資判断としては、決算発表後も通期予想が維持され、進捗率が第一四半期としては妥当な水準にあることから、株価は短期的に堅調な動きを想定します。売上増とセグメント別の利益寄与を背景に中長期的な上昇余地があり得るため、現状水準を維持または軽い上昇局面を見込むのが妥当です。

今後の株価を予想

株価は上昇すると予想します。理由は、2026年3月期の通期経常利益予想が112,600億円と大枠で維持され、1Qの経常利益・経常収益が前年を上回る増収増益となった点、セグメント別の改善傾向が全社の収益性改善を支えるためです。短期的には決算発表後の反応で上昇圧力がかかり、1,520円前後までの上昇を想定しますが、四半期純利益の減益要因は留意点です。

IR発表前後の株価の動き

IR資料情報

提出
6178|日本郵政
日時
2025年08月08日 15時30分
表題
2026年3月期 第1四半期決算説明資料
資料
2026年3月期 第1四半期決算説明資料.pdf

適時開示情報の人気記事

新明和工業、建設業法に基づく営業停止処分を公表、期間は30日間【7224】
324viws
IHI 2025年度第1四半期決算、受注拡大と構造改革を確認 株式分割も発表【7013】
188viws
帝人、デュポンへ持株譲渡を決議 事業絞り込みと資源再配分を推進【3401】
173viws
豊田合成、TG星光天津の解散を決定【7282】
145viws
日本碍子 副社長松田弘人氏逝去 取締役数減【5333】
82viws
IHI、株式分割を7-for-1実施、定款変更と配当予想修正を発表【7013】
80viws
住友ゴム工業、2025年度通期予想とProject ARKの進捗を公表【5110】
79viws
日本製鉄、株式分割と配当予想修正を発表【5401】
76viws
日本ゼオン、シクロオレフィンポリマー新プラントの投資総額を780億円へ上方修正、竣工は2028年度上期、資金調達は自己資金と借入【4205】
66viws
ライオン、インド子会社設立を決議 2026年設立予定【4912】
66viws
東洋製罐グループHD、中国にStolle Machineryのスペアパーツ販売子会社を設立【5901】
64viws
ゼンショーホールディングス、第1回社債型種類株式の発行決議と資本金・資本準備金の額の減少を公表【7550】
63viws
ペプチドリーム 2025年中間期決算短信の要点と今後の見通し【4587】
63viws
東洋紡、所属業種を繊維製品から化学へ変更 日付は2025年10月1日【3101】
59viws
日本化薬、自己株式買い付けを実施 期間は2025年7月1日〜31日【4272】
56viws
村田製作所 2025年度第1四半期決算発表要点【6981】
55viws
UBE、タイ拠点の構造改革を前倒し 実施時期は2026年3月【4208】
53viws
ジャパンディスプレイ、Magnolia Unitasへ株式譲渡を完了【6740】
53viws
コスモス薬品、取締役候補を決定 第43期総会へ付議【3349】
53viws
ラクス、2対1株式分割を実施 2025年10月1日基準日・配当予想修正【3923】
50viws