ライオン 2025年12月期第2四半期 IFRS決算短信発表、売上高199,459百万円・事業利益12,639百万円・海外事業の寄与拡大、ベトナム子会社化を100%化【4912】

ライオン 2025年12月期第2四半期 IFRS決算短信発表、売上高199,459百万円・事業利益12,639百万円・海外事業の寄与拡大、ベトナム子会社化を100%化【4912】
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佐々木  雄性

名前:佐々木 雄性(ささき ゆうせい) ニックネーム:ユウ、あるいは「マーケット侍」 年齢:31歳 性別:男性 職業:株トレーダー(専業) 居住地:東京都・港区の高層マンション 出身地:神奈川県横浜市 身長:177cm 血液型:A型 誕生日:1994年6月12日 趣味:ランニング、カフェ巡り、経済書の読書、海外旅行、ジャズ鑑賞、将棋 性格:冷静沈着だが好奇心旺盛。マーケットでは論理的に分析する一方、私生活では意外とユーモラスで仲間思い。リスクを取ることを恐れないが、常に計算された判断を下すタイプ。 投資スタイル 短期と中期をバランスよく取り入れるハイブリッド型。デイトレードでは出来高・板情報・ニュースを重視して瞬発力で勝負する一方、スイングトレードではテクニカル指標(移動平均線、MACD、ボリンジャーバンド)を組み合わせて流れに乗る戦略を得意とする。長期投資は割安成長株やテーマ株に限定し、基本は資金効率を重視した短期回転。米国市場や為替もチェックし、日本株との連動性を意識している。信条は「勝ちを積み上げるより、負けを小さく抑えること」。リスク管理と資金配分を徹底する堅実派。 1日(平日)のタイムスケジュール 6:00 起床:海外市場の動きをチェックしながら軽いストレッチ。コーヒーを飲みつつニュースを確認。 7:00~8:00:経済指標や前日の米国市場を整理、自分のトレードプランをノートにまとめる。 9:00~11:30:東京市場でのトレードに集中。板情報やニュースを睨みながら瞬時の判断を繰り返す。 12:00~13:00:ランチは外食やカフェで。ここで相場仲間や投資家友人と情報交換をすることも多い。 13:00~15:00:後場のトレード。保有銘柄の調整や新規エントリーを行う。 15:30~17:00:トレード結果の振り返り。チャート分析や売買記録を徹底的にチェック。 18:00~19:00:ジムでランニングや筋トレ。体力維持もトレーダーの仕事の一部。 20:00~21:00:夕食。外食か、自炊で簡単にパスタやサラダを作ることもある。 21:00~23:00:欧州市場を横目に勉強タイム。経済書や海外投資家のブログを読む。 23:30:入浴後、翌日の準備をして就寝。


ライオンの2025年12月期 第2四半期(中間期) IFRS決算短信の要点解説

ライオン株式会社(銘柄コード:4912)は、2025年12月期第2四半期(中間期)決算短信を公表しました。今回の公表は IFRSベースの連結決算で、期間は2025年1月1日から2025年6月30日までの累計となります。売上高は199,459百万円(前年同期比0.4%増、為替変動の影響を除く実質ベースもほぼ同水準)、事業利益は12,639百万円、営業利益は13,379百万円、税引前中間利益は14,650百万円、中間利益は11,137百万円、親会社の所有者に帰属する中間利益は9,609百万円となりました。セグメント別の動向と新たな事業戦略に焦点を当てて整理します。

セグメント別の概要と比較

以下の表は、2025年6月30日現在の中間期のセグメント別売上高と事業利益、前中間期(2024年6月30日)との比較です。全体としては各セグメント間での動きがみられるものの、総体としては横ばい〜緩やかな成長の範囲に留まっています。

able> セグメント売上高(2025年中間期)売上高(2024年中間期)事業利益(2025年中間期)事業利益(2024年中間期) 一般用消費財事業121,739122,2629,1365,994 産業用品事業28,69826,4701,4621,495 海外事業84,23784,6153,1762,970 その他5,2617,779-33294 計239,936241,12713,74210,755 ble>

なお、当中間期におけるセグメント情報は、海外事業の重要性の高まりを踏まえ、海外比重をより適切に反映するよう見直しが行われました。これにより、従来国内の海外支援部門の関連取引を「海外事業」に含めて表示する等、セグメントの区分が変更されています。

財政状態とキャッシュ・フローの要点

本決算短信の財政状態は、現金及び現金同等物の減少などにより資産総額が前中間期末から減少し、468,808百万円となりました。一方、資本合計は317,282百万円へと微増。現金・現金同等物は80,777百万円で、流動資産の大半を占める営業債権・棚卸資産・現金の推移には留意が必要です。財務面では積極的な資本配分を継続しつつ、配当性向の水準も注目されています。

キャッシュ・フローの動向としては、営業活動によるキャッシュ・フローが前期比で回復基調を示しつつも、投資活動によるキャッシュ・フローがマイナス圏で推移しています。これには事業譲渡益の計上や海外投資に伴う資産の取得・現地投資の影響が含まれます。

重要な経営施策と最新の動向

2025年2月に公表された通期の業績予想は現時点で据え置きとのことです。為替レートの前提は年間平均152円/米ドル、4.3円/バーツとされています。新しい中期経営計画「Vision 2030 2nd STAGE」を2025年度から開始しており、事業ポートフォリオの強化と経営基盤の強化、ダイナミズムの創出を基本方針としています。海外事業の成長戦略として特にオーラルヘルスケア領域の拡大を推進しており、ベトナムの持分法適用関連会社 Merap Lion Holding Corporation の全株式を取得し100%子会社化することを2025年4月の取締役会決議後、7月1日付で完了しています。取得対価は約5,600百万円のベトナムドン建てで、同社の成長を活かしたシナジー創出を図る方針です。

通期予想と配当方針

通期の業績予想は公開時の見込みを維持しています。売上高は4,200,000百万円、営業利益は35,000百万円、当期利益は25,000百万円、1株当たりの見通しは90.24円とされています。配当については2025年の期末配当を含め、通期で30.00円を見込む計画です。なお、上記は入手可能な情報に基づく予想であり、実際の業績は経済情勢や為替、競合動向等により変動します。

総括

本決算短信からは、売上高は横ばいながらセグメント間の収益性改善が顕著で、海外事業の寄与が拡大していることが読み取れます。特筆すべきは、ベトナムでの100%子会社化など海外ポートフォリオの強化と、Vision 2030の新ステージ開始による長期成長戦略の明確化です。IRでの説明会開催も予定されており、機関投資家・証券アナリストへの説明を通じて市場評価の向上が期待されます。

今後の株価を予想

株価は中期的に上昇傾向を想定します。理由は、横ばい基調の売上高の中で事業利益の成長が顕著であり、海外事業の比重が高まりつつあること、ベトナムの100%子会社化によるシナジー創出、 Vision 2030の新ステージ開始など、成長性と収益性の両方を示す要因が揃っている点です。これらを踏まえ、1〜2か月程度で約+4%程度の上昇を見込んでいます。

IR発表前後の株価の動き

IR資料情報

提出
4912|ライオン
日時
2025年08月07日 15時30分
表題
2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)
資料
2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結).pdf

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