りそなHD、デジタルガレージを持分法適用関連会社化へ 決済分野と新規事業開発を強化【8308】

りそなHD、デジタルガレージを持分法適用関連会社化へ 決済分野と新規事業開発を強化【8308】
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佐々木  雄性

名前:佐々木 雄性(ささき ゆうせい) ニックネーム:ユウ、あるいは「マーケット侍」 年齢:31歳 性別:男性 職業:株トレーダー(専業) 居住地:東京都・港区の高層マンション 出身地:神奈川県横浜市 身長:177cm 血液型:A型 誕生日:1994年6月12日 趣味:ランニング、カフェ巡り、経済書の読書、海外旅行、ジャズ鑑賞、将棋 性格:冷静沈着だが好奇心旺盛。マーケットでは論理的に分析する一方、私生活では意外とユーモラスで仲間思い。リスクを取ることを恐れないが、常に計算された判断を下すタイプ。 投資スタイル 短期と中期をバランスよく取り入れるハイブリッド型。デイトレードでは出来高・板情報・ニュースを重視して瞬発力で勝負する一方、スイングトレードではテクニカル指標(移動平均線、MACD、ボリンジャーバンド)を組み合わせて流れに乗る戦略を得意とする。長期投資は割安成長株やテーマ株に限定し、基本は資金効率を重視した短期回転。米国市場や為替もチェックし、日本株との連動性を意識している。信条は「勝ちを積み上げるより、負けを小さく抑えること」。リスク管理と資金配分を徹底する堅実派。 1日(平日)のタイムスケジュール 6:00 起床:海外市場の動きをチェックしながら軽いストレッチ。コーヒーを飲みつつニュースを確認。 7:00~8:00:経済指標や前日の米国市場を整理、自分のトレードプランをノートにまとめる。 9:00~11:30:東京市場でのトレードに集中。板情報やニュースを睨みながら瞬時の判断を繰り返す。 12:00~13:00:ランチは外食やカフェで。ここで相場仲間や投資家友人と情報交換をすることも多い。 13:00~15:00:後場のトレード。保有銘柄の調整や新規エントリーを行う。 15:30~17:00:トレード結果の振り返り。チャート分析や売買記録を徹底的にチェック。 18:00~19:00:ジムでランニングや筋トレ。体力維持もトレーダーの仕事の一部。 20:00~21:00:夕食。外食か、自炊で簡単にパスタやサラダを作ることもある。 21:00~23:00:欧州市場を横目に勉強タイム。経済書や海外投資家のブログを読む。 23:30:入浴後、翌日の準備をして就寝。


ニュースの要点

本日、りそなホールディングスはデジタルガレージ(DG)普通株式の追加取得を決議し、DGを持分法適用関連会社とすることで決済ビジネス分野と新規事業開発分野の提携を強化・深化させることを公表しました。これにより、りそなグループのDGに対する持分比率は12.4%から30.9%へ引き上げられ、共同での決済サービス提供や中小企業向け金融分野の新規事業創出が加速すると見込まれます。財務面ではCET1比率へ約-0.2%程度の影響が見込まれるものの、当期業績への直接的なネガティブ影響は軽微とされています。なお、直近の株価は2025年7月31日の終値が1389円で、直前の期間にかけて反発局面をみせています。

提携の背景と狙い

世界的な金利環境やキャッシュレス化の進展を背景に、決済ビジネスの高度化と事業の多様化が急務となっています。りそなHDはDGとの資本業務提携を通じて、決済ニーズの拡大に対応するソリューション力の強化と、グループ内外の資産・ネットワークを活用した新規事業の迅速な実装を狙います。DGは決済・商流データ・AI技術を活用した金融サービスの展開を得意とし、りそなHDは約50万社の法人顧客基盤と豊富な金融ノウハウを活かして協業を加速します。

5つの取り組みの強化

本提携では、決済ビジネスと新規事業開発の領域で5つの取組みを強化・深化することが合意されています。第一にDGグループから決済にかかる専門人材を出向させ、りそなグループとともに法人向けのキャッシュレス決済ソリューションを提供します。第二に中小加盟店向けの次世代決済アプリを共同開発し、導入のハードルを下げ、資金管理の機能を統合します。第三にDGの中小企業向け金融事業参入をサポートします。第四にDGグループやアライアンスネットワークを活用した新規事業開発を拡大します。第五にDGと共同で設立したCVCファンドを通じて戦略リターンを強化します。

able> 取り組み 概要 共同営業体制の強化 DGグループの専門人材を出向させ、りそなグループが非対面決済を法人顧客へ提供します。 次世代決済アプリの共同開発 中小加盟店向けにスマホ・タブレットで即導入可能な決済アプリを共同開発します。 中小企業向け金融事業の参入サポート DGの決済・データ・AIを活用したデジタル金融サービスの高度化を支援します。 新規事業開発の拡充 DGグループとアライアンスを活用し、資産を横断的に活用した新規事業を推進します。 CVCファンドによる戦略リターン強化 DGりそなベンチャーズを活用し、スタートアップと協業して成長機会を創出します。 ble>

財務影響と今後の見通し

本件によりDGはりそなHDの持分法適用関連会社になる見込みです。株式取得に伴う現金の負担は発生しますが、財務への影響は限定的と見込まれ、長期的には決済プラットフォームの拡大と資本効率の改善に寄与すると期待されています。CET1比率への影響は約-0.2%程度とされており、健全性を保ちながら成長投資を継続する方針です。

直近の株価動向としては、2025-07-31の終値が1389円と、直近の取引期間で反発の兆しを見せています。今後は、決済分野の高度化と新規事業の早期実装を通じて、株価にポジティブな影響が継続する可能性が高いと見られます。

背景資料と今後の展望

本提携は、りそなHDの資本業務提携の深化と決済領域のプラットフォーム強化を目的とするもので、長期的には同社グループの預金獲得力の強化や成長領域の早期ビジネス化が期待されています。DGとの協業を通じて、金融ソリューションの幅を拡大し、社会課題の解決に資するプラットフォームビジネスの構築を目指します。

今後の株価を予想

中期的には株価は上昇トレンド。3か月後の目標株価は1,650円程度と予想。理由はDGを持分法適用関連会社化による決済プラットフォームの高度化と新規事業開発の促進、長期的な成長機会の拡大により投資妙味が高まるため。短期的には現状の反発局面を継続しやすいと見込む。CET1への影響は約-0.2%と限定的で、財務健全性を維持しつつ成長投資を継続する方針。

IR発表前後の株価の動き

IR資料情報

提出
8308|りそな HD
日時
2025年07月31日 16時00分
表題
株式会社デジタルガレージの持分法適用関連会社化について
資料
株式会社デジタルガレージの持分法適用関連会社化について.pdf

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