第一生命HD、1Qは海外事業が牽引、通期見通しは据え置き【8750】

第一生命HD、1Qは海外事業が牽引、通期見通しは据え置き【8750】
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佐々木  雄性

名前:佐々木 雄性(ささき ゆうせい) ニックネーム:ユウ、あるいは「マーケット侍」 年齢:31歳 性別:男性 職業:株トレーダー(専業) 居住地:東京都・港区の高層マンション 出身地:神奈川県横浜市 身長:177cm 血液型:A型 誕生日:1994年6月12日 趣味:ランニング、カフェ巡り、経済書の読書、海外旅行、ジャズ鑑賞、将棋 性格:冷静沈着だが好奇心旺盛。マーケットでは論理的に分析する一方、私生活では意外とユーモラスで仲間思い。リスクを取ることを恐れないが、常に計算された判断を下すタイプ。 投資スタイル 短期と中期をバランスよく取り入れるハイブリッド型。デイトレードでは出来高・板情報・ニュースを重視して瞬発力で勝負する一方、スイングトレードではテクニカル指標(移動平均線、MACD、ボリンジャーバンド)を組み合わせて流れに乗る戦略を得意とする。長期投資は割安成長株やテーマ株に限定し、基本は資金効率を重視した短期回転。米国市場や為替もチェックし、日本株との連動性を意識している。信条は「勝ちを積み上げるより、負けを小さく抑えること」。リスク管理と資金配分を徹底する堅実派。 1日(平日)のタイムスケジュール 6:00 起床:海外市場の動きをチェックしながら軽いストレッチ。コーヒーを飲みつつニュースを確認。 7:00~8:00:経済指標や前日の米国市場を整理、自分のトレードプランをノートにまとめる。 9:00~11:30:東京市場でのトレードに集中。板情報やニュースを睨みながら瞬時の判断を繰り返す。 12:00~13:00:ランチは外食やカフェで。ここで相場仲間や投資家友人と情報交換をすることも多い。 13:00~15:00:後場のトレード。保有銘柄の調整や新規エントリーを行う。 15:30~17:00:トレード結果の振り返り。チャート分析や売買記録を徹底的にチェック。 18:00~19:00:ジムでランニングや筋トレ。体力維持もトレーダーの仕事の一部。 20:00~21:00:夕食。外食か、自炊で簡単にパスタやサラダを作ることもある。 21:00~23:00:欧州市場を横目に勉強タイム。経済書や海外投資家のブログを読む。 23:30:入浴後、翌日の準備をして就寝。


概要と要点

2025年8月8日、第一生命ホールディングス株式会社は 2026年3月期 第1四半期決算概要資料を公表しました。本決算は海外保険事業の進捗が引き続き堅調であることを示し、グループ修正利益は1Qで742億円となりました。一方、国内事業を中心に前倒し売却などの影響があり、国内部門の進捗は低位でした。とはいえ、グループ全体としての通期見通しは据え置かれ、海外事業の好調と資本効率の改善により、収益基盤の安定性を維持しています。

事業別の動向

海外事業は米国の PLC(Protective Life)と豪州の TAL が牽引しており、海外全体の進捗が引き続き高水準です。1Qのグループ修正利益は742億円で、内訳は国内427億円、海外333億円、非保険事業29億円となっています。新契約価値(国内概算)は約270億円で前年同期比で減少しており、国内新契約年換算保険料は約1,266億円とされています。新契約価値の進捗は前年同期比で約△30億円の減少と記載されています。

資本効率と財務指標

グループの資本効率を示すEVは約8.2兆円、資本充足率(ESR)は約204%と、適格資本がほぼ横ばいでありつつ所要資本の増加がみられます。金利上昇環境下でもリスク資産と確定利付資産のポートフォリオを見直すことで、リスク管理を強化しています。これに伴い、株主還元方針として配当と自社株買いを継続しており、2025年度の配当は1株あたり34円、2025年3月期における自社株買いは約1018億円を実施済みです。

通期見通しと今後のポイント

通期の修正利益は25/3期で約4,395億円、26/3期で約4,100億円程度を想定しています。1Qの進捗は海外の高水準を支えつつ国内の一部要因で遅れが生じていますが、全体としては通期目標の達成確度は依然として高いと見られています。EV・ESRの健全性を背景に、今後も円債のリバランスとリスク資産の適切な組み替えを継続する方針です。

投資家が留意すべきポイント

今後の注目点は、海外事業の成長持続性と国内事業の再成長の両立です。また、資本効率の改善を支えるESRの水準と、株主還元の安定性が株価の下支え材料となる見込みです。市場環境の変動や金利動向が今後の業績に与える影響には留意が必要です。

結論

海外事業の堅調な進展と堅実な資本管理により、第一生命HDの低位な国内の課題を補完しつつ、通期見通しは維持される見込みです。長期的な成長には海外事業の寄与と資本効率のさらなる改善が鍵となります。

今後の株価を予想

近短期では株価は小幅に反発する公算が高い。海外事業の好調と資本効率の改善を背景に、来週末までに株価は1250円前後を目指す動きが想定される。

IR発表前後の株価の動き

IR資料情報

提出
8750|第一生命 HD
日時
2025年08月08日 14時30分
表題
第一生命ホールディングス株式会社 2026年3月期 第1四半期決算概要資料
資料
第一生命ホールディングス株式会社 2026年3月期 第1四半期決算概要資料.pdf

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