ブリヂストン、2025年上半期決算で売上は横ばい程度、調整後利益は微増も非継続事業の影響大【5108】

ブリヂストン、2025年上半期決算で売上は横ばい程度、調整後利益は微増も非継続事業の影響大【5108】
この記事を書いた人

佐々木  雄性

名前:佐々木 雄性(ささき ゆうせい) ニックネーム:ユウ、あるいは「マーケット侍」 年齢:31歳 性別:男性 職業:株トレーダー(専業) 居住地:東京都・港区の高層マンション 出身地:神奈川県横浜市 身長:177cm 血液型:A型 誕生日:1994年6月12日 趣味:ランニング、カフェ巡り、経済書の読書、海外旅行、ジャズ鑑賞、将棋 性格:冷静沈着だが好奇心旺盛。マーケットでは論理的に分析する一方、私生活では意外とユーモラスで仲間思い。リスクを取ることを恐れないが、常に計算された判断を下すタイプ。 投資スタイル 短期と中期をバランスよく取り入れるハイブリッド型。デイトレードでは出来高・板情報・ニュースを重視して瞬発力で勝負する一方、スイングトレードではテクニカル指標(移動平均線、MACD、ボリンジャーバンド)を組み合わせて流れに乗る戦略を得意とする。長期投資は割安成長株やテーマ株に限定し、基本は資金効率を重視した短期回転。米国市場や為替もチェックし、日本株との連動性を意識している。信条は「勝ちを積み上げるより、負けを小さく抑えること」。リスク管理と資金配分を徹底する堅実派。 1日(平日)のタイムスケジュール 6:00 起床:海外市場の動きをチェックしながら軽いストレッチ。コーヒーを飲みつつニュースを確認。 7:00~8:00:経済指標や前日の米国市場を整理、自分のトレードプランをノートにまとめる。 9:00~11:30:東京市場でのトレードに集中。板情報やニュースを睨みながら瞬時の判断を繰り返す。 12:00~13:00:ランチは外食やカフェで。ここで相場仲間や投資家友人と情報交換をすることも多い。 13:00~15:00:後場のトレード。保有銘柄の調整や新規エントリーを行う。 15:30~17:00:トレード結果の振り返り。チャート分析や売買記録を徹底的にチェック。 18:00~19:00:ジムでランニングや筋トレ。体力維持もトレーダーの仕事の一部。 20:00~21:00:夕食。外食か、自炊で簡単にパスタやサラダを作ることもある。 21:00~23:00:欧州市場を横目に勉強タイム。経済書や海外投資家のブログを読む。 23:30:入浴後、翌日の準備をして就寝。


決算の要点と市場への影響

ブリヂストンは2025年12月期第2四半期(中間期)の決算短信(IFRS適用)を公表しました。売上収益は2兆1,16437百万円と前年同期比-2.8%となり、実質の営業利益(従来の営業利益)は1,64484百万円と大幅に減少しました。一方、調整後営業利益は2,34644百万円と前年同期比+2.4%の微増を示し、コスト削減や事業再編の影響が反映されています。税引前中間利益は1,55411百万円、中間利益は1,19104百万円、親会社の所有者に帰属する中間利益は1,15523百万円となりました。1株当たりの中間利益は基本170.22円、希薄化後170.05円です。非継続事業として防振ゴム事業の整理に伴う影響が継続しており、今回の中間期では334百万円の中間利益として計上されました(前年同期は-40百万円)。

通期の業績予想は売上4兆3,300億円、調整後営業利益5,050億円、親会社の所有者に帰属する当期利益2,530億円、基本1株当たりの通期予想は385.24円とされており、配当は年間230円を見込んでいます。決算説明会も予定されており、今後の事業再編の成果が市場の注目点となります。

財務面では現金および現金同等物の期末残高は6,90888百万円、期間中の現金・キャッシュフローは営業キャッシュフローが279,125百万円、投資キャッシュフローが-120,895百万円、財務キャッシュフローが-136,363百万円となり、自己株式の取得は107,674百万円、配当金支払は親会社株主向けが71,899百万円、非支配持分が3,383百万円でした。

表:2024年中間期 vs 2025年中間期の要点比較

able> 指標 前中間期(2024年1月1日~2024年6月30日) 当中間期(2025年1月1日~2025年6月30日) 対前期比 売上収益 2,176,773 2,116,437 -2.8% 営業利益 280,419 164,484 -41.3% 調整後営業利益 229,176 234,644 +2.4% 税引前中間利益 276,866 155,411 -44.1% 中間利益 203,069 119,104 -41.4% 親会社の所有者に帰属する中間利益 199,082 115,523 -41.8% 基本的1株当たり中間利益(円) 290.76 170.22 -41.6% 希薄化後1株当たり中間利益(円) 290.44 170.05 -41.6% 非継続事業からの中間利益/損失 -40 334 改善 ble>

通期の配当予想は2025年12月期の通期ベースで230円を想定しています。なお、非継続事業の影響を含むIFRS決算で、今期は多額の再編費用と減損損失が計上されており、来期以降の改善に向けた取り組みが継続されます。

今後の株価を予想

短期見通しは上昇方向。調整後利益の微増と通期予想の維持、配当強化・自己株式取得を背景に、今後1カ月程度で株価は約+4%~+8%程度上昇する可能性が高い。

IR発表前後の株価の動き

IR資料情報

提出
5108|ブリヂストン
日時
2025年08月08日 14時30分
表題
2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)
資料
2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結).pdf

適時開示情報の人気記事

新明和工業、建設業法に基づく営業停止処分を公表、期間は30日間【7224】
611viws
IHI 2025年度第1四半期決算、受注拡大と構造改革を確認 株式分割も発表【7013】
472viws
IHI、株式分割を7-for-1実施、定款変更と配当予想修正を発表【7013】
468viws
ソニー、金融事業の部分スピンオフを決定。分配資産割合は0.206に確定【6758】
439viws
豊田合成、芦森工業の公開買付けを発表—4,140円で30営業日、完全子会社化を目指す【7282】
381viws
ジャパンディスプレイ、Magnolia Unitasへ株式譲渡を完了【6740】
370viws
帝人、デュポンへ持株譲渡を決議 事業絞り込みと資源再配分を推進【3401】
365viws
UTグループ、株式分割と配当予想修正を発表【2146】
319viws
ダイセル、ポリプラスチックスの事業を吸収分割で承継 2026年4月発効予定【4202】
311viws
日本製鉄、株式分割と配当予想修正を発表【5401】
294viws
SHIFT、監査法人をEY新日本からトーマツへ変更予定を公表【3697】
260viws
SHIFT、SGC1号投資事業有限責任組合を設立 30億円規模のファンド【3697】
246viws
日本光電、Abbott販売協力契約終了と転職支援プログラム実施を発表【6849】
245viws
スタンレー電気と三菱電機モビリティ、次世代車両用ランプ事業の合弁契約を締結 出資比率66%:34%、実効日2025年10月1日・2日【6923】
245viws
豊田合成、TG星光天津の解散を決定【7282】
244viws
住友ゴム工業、2025年度通期予想とProject ARKの進捗を公表【5110】
240viws
ゼンショーホールディングス、第1回社債型種類株式を発行—総額50,000,000,000円、優先配当4.0%(2031年3月末まで)【7550】
234viws
ペプチドリーム 2025年中間期決算短信の要点と今後の見通し【4587】
229viws
日野自動車、臨時株主総会で三菱ふそうとの経営統合を議決へ—基準日を2025年9月30日設定【7205】
216viws
日本碍子 副社長松田弘人氏逝去 取締役数減【5333】
214viws