ヤマハ発動機 2025年中間期決算の要点【7272】

ヤマハ発動機 2025年中間期決算の要点【7272】
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佐々木  雄性

名前:佐々木 雄性(ささき ゆうせい) ニックネーム:ユウ、あるいは「マーケット侍」 年齢:31歳 性別:男性 職業:株トレーダー(専業) 居住地:東京都・港区の高層マンション 出身地:神奈川県横浜市 身長:177cm 血液型:A型 誕生日:1994年6月12日 趣味:ランニング、カフェ巡り、経済書の読書、海外旅行、ジャズ鑑賞、将棋 性格:冷静沈着だが好奇心旺盛。マーケットでは論理的に分析する一方、私生活では意外とユーモラスで仲間思い。リスクを取ることを恐れないが、常に計算された判断を下すタイプ。 投資スタイル 短期と中期をバランスよく取り入れるハイブリッド型。デイトレードでは出来高・板情報・ニュースを重視して瞬発力で勝負する一方、スイングトレードではテクニカル指標(移動平均線、MACD、ボリンジャーバンド)を組み合わせて流れに乗る戦略を得意とする。長期投資は割安成長株やテーマ株に限定し、基本は資金効率を重視した短期回転。米国市場や為替もチェックし、日本株との連動性を意識している。信条は「勝ちを積み上げるより、負けを小さく抑えること」。リスク管理と資金配分を徹底する堅実派。 1日(平日)のタイムスケジュール 6:00 起床:海外市場の動きをチェックしながら軽いストレッチ。コーヒーを飲みつつニュースを確認。 7:00~8:00:経済指標や前日の米国市場を整理、自分のトレードプランをノートにまとめる。 9:00~11:30:東京市場でのトレードに集中。板情報やニュースを睨みながら瞬時の判断を繰り返す。 12:00~13:00:ランチは外食やカフェで。ここで相場仲間や投資家友人と情報交換をすることも多い。 13:00~15:00:後場のトレード。保有銘柄の調整や新規エントリーを行う。 15:30~17:00:トレード結果の振り返り。チャート分析や売買記録を徹底的にチェック。 18:00~19:00:ジムでランニングや筋トレ。体力維持もトレーダーの仕事の一部。 20:00~21:00:夕食。外食か、自炊で簡単にパスタやサラダを作ることもある。 21:00~23:00:欧州市場を横目に勉強タイム。経済書や海外投資家のブログを読む。 23:30:入浴後、翌日の準備をして就寝。


概要

ヤマハ発動機株式会社(7272)は、2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信を公表しました。対象期間は2025年1月1日から2025年6月30日までで、IR資料の提出日は2025年8月5日13:00です。決算は IFRSベースの連結で、売上と利益の減少が目立ちましたが、複数の買収を通じた成長戦略を同時に示しています。

要点と要因

この中間期の連結売上高は1兆2,778億円(売上収益ベース)で前年同期比5.2%の減少、営業利益は841億円に対し前年同期から大きく減少しました。中間利益は122,699百万円で、親会社株主に帰属する中間利益は53,106百万円、非支配持分は6,043百万円となり、合計59,149百万円が株主に帰属します。円高・部門別の販売減少、研究開発費や販売費・一般管理費の増加が利益を押し下げた要因です。

セグメント別の状況と買収動向

セグメント別の状況としては、ランドモビリティが最も大きな売上を占めつつも伸び悩み、マリン分野は需要の減少により減収減益となりました。アウトドアランドビークル、ロボティクス、金融サービス、その他のセグメントも全体としては低調な動きを示しました。これに対して、当社は成長戦略の一環として複数の企業買収を進行しています。2024年にはTorqeedo GmbHの取得を完了し、マリン分野の電動化推進力を強化。2025年にはRobotics Plus Limitedを買収し、農業自動化分野の技術力を取り込みました。さらに7月にはBrose社のe-Kit事業子会社を取得する方針を発表しており、欧州拠点の開発力とアフターサービス網の強化を図っています。今後はこれらの買収がマリンの電動化・ロボティクス分野での成長ドライバーとなる見込みです。

通期見通しと配当

通期の連結業績予想は、売上高2兆5700億円(前年比-0.2%程度の微減)、営業利益1200億円(同-33.9%)、基本1株当たり当期利益46円34銭とされています。配当方針は、2024年期の配当総額50円/株に対し、2025年期も年10円の増配を想定した50円の配当を計画しています(第2四半期末は25円、期末も25円の見込み)。この点は投資家にとって安定的なキャッシュフロー期待を高める材料となります。

セグメント別の要約表

able> セグメント 売上収益(百万円, 外部顧客への売上) セグメント利益(百万円) ランドモビリティ 808,150 59,397 マリン 279,975 38,917 アウトドアランドビークル 77,688 -13,670 ロボティクス 50,199 -2,621 金融サービス 7,925 -5,980 その他 53,882 8,051 計 1,305,874 84,095 ble>

今後の注目点

買収を通じて拡大する電動化・ロボティクス領域の技術力と供給網の強化が、長期的な成長ドライバーとなる見込みです。短期的には中間期の利益圧力が継続する可能性がありますが、通期の回復余地と成長余地が存在します。

今後の株価を予想

株価は上昇へ転じると予想します。理由は、通期予想の堅調な売上成長見通しと買収による新規事業領域の拡大が、長期的な成長期待を高めるためです。短期的には中間期の利益圧力を織り込む形ですが、中期〜長期では電動化・ロボティクス領域のシナジー効果が株価を押し上げる可能性が高いと見ています。目標株価は約1100円程度と想定します。

IR発表前後の株価の動き

IR資料情報

提出
7272|ヤマハ発動機
日時
2025年08月05日 13時00分
表題
2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)
資料
2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結).pdf

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