長谷工コーポレーション、2026年3月期第1四半期決算は売上横ばい・経常利益23.7%増、完成工事総利益率改善と不動産売却寄与が牽引【1808】

長谷工コーポレーション、2026年3月期第1四半期決算は売上横ばい・経常利益23.7%増、完成工事総利益率改善と不動産売却寄与が牽引【1808】
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佐々木  雄性

名前:佐々木 雄性(ささき ゆうせい) ニックネーム:ユウ、あるいは「マーケット侍」 年齢:31歳 性別:男性 職業:株トレーダー(専業) 居住地:東京都・港区の高層マンション 出身地:神奈川県横浜市 身長:177cm 血液型:A型 誕生日:1994年6月12日 趣味:ランニング、カフェ巡り、経済書の読書、海外旅行、ジャズ鑑賞、将棋 性格:冷静沈着だが好奇心旺盛。マーケットでは論理的に分析する一方、私生活では意外とユーモラスで仲間思い。リスクを取ることを恐れないが、常に計算された判断を下すタイプ。 投資スタイル 短期と中期をバランスよく取り入れるハイブリッド型。デイトレードでは出来高・板情報・ニュースを重視して瞬発力で勝負する一方、スイングトレードではテクニカル指標(移動平均線、MACD、ボリンジャーバンド)を組み合わせて流れに乗る戦略を得意とする。長期投資は割安成長株やテーマ株に限定し、基本は資金効率を重視した短期回転。米国市場や為替もチェックし、日本株との連動性を意識している。信条は「勝ちを積み上げるより、負けを小さく抑えること」。リスク管理と資金配分を徹底する堅実派。 1日(平日)のタイムスケジュール 6:00 起床:海外市場の動きをチェックしながら軽いストレッチ。コーヒーを飲みつつニュースを確認。 7:00~8:00:経済指標や前日の米国市場を整理、自分のトレードプランをノートにまとめる。 9:00~11:30:東京市場でのトレードに集中。板情報やニュースを睨みながら瞬時の判断を繰り返す。 12:00~13:00:ランチは外食やカフェで。ここで相場仲間や投資家友人と情報交換をすることも多い。 13:00~15:00:後場のトレード。保有銘柄の調整や新規エントリーを行う。 15:30~17:00:トレード結果の振り返り。チャート分析や売買記録を徹底的にチェック。 18:00~19:00:ジムでランニングや筋トレ。体力維持もトレーダーの仕事の一部。 20:00~21:00:夕食。外食か、自炊で簡単にパスタやサラダを作ることもある。 21:00~23:00:欧州市場を横目に勉強タイム。経済書や海外投資家のブログを読む。 23:30:入浴後、翌日の準備をして就寝。


決算概要

長谷工コーポレーションは、2026年3月期 第1四半期の連結決算を公表しました。売上高は2,859億円と前年同期比0.4%増とほぼ横ばいながら、完成工事総利益率の改善により完成工事総利益が増加。さらに収益不動産の売却寄与により、不動産関連の利益が押し上げられ、経常利益は192億円(前年同期比23.7%増)へと大幅に増益しました。また、単体受注高は1,283億円(前年同期比+7.5%、進捗率23.2%)となり、通期予想に対して順調に進捗しています。

主な数値(第1四半期・連結)

able> 指標実績(第1四半期)前年同期比通期予想・位置づけ 売上高(連結)2,859億円+0.4%12,300億円予想 営業利益205億円+54.2%920億円予想 経常利益192億円+23.7%850億円予想 親会社株主に帰属する四半期純利益126億円+16.5%550億円予想 受注高(単体)1,283億円+7.5%6,200億円予想 ble>

セグメント別の動向(第1四半期)

セグメント別では、建設関連事業が売上高2,267億円、営業利益154億円、次いで不動産関連事業が売上高504億円、営業利益62億円、管理運営事業が売上高377億円、営業利益18億円、海外事業が売上高14億円、営業利益-1億円となりました。これらを合計した連結売上高は2,859億円、営業利益は205億円となり、全体として収益性の改善が顕著です。

セグメント売上高(第1四半期)営業利益(第1四半期)
建設関連事業2,267億円154億円
不動産関連事業504億円62億円
管理運営事業377億円18億円
海外事業14億円-1億円
連結計2,859億円205億円

受注高と財務状況の要点

単体の受注高は1,283億円となり、前年同期比で+7.5%の増加。期初計画に対する進捗率は約47.5%と、月次ベースで堅調に推移しています。なお、セグメント変更の概要として、2025年4月に開始した新中期経営計画に合わせ、セグメントの見直しが実施されています。財務面では総資産13,409億円、自己資本5,266億円、自己資本比率は約39%と安定的に推移。現金および現金同等物は2,070億円、負債は総額8,143億円となっています。

今後の見通しとセグメント変更の概要

長谷工は新中期経営計画に基づくセグメント変更を適用しており、建設関連・不動産関連・管理運営・海外事業の4セグメント構成の下で資本効率と人的資本の生産性を高め、企業価値の持続的な向上を目指します。第1四半期の着地は堅調で、通期予想を据え置く方針に変わりはなく、受注の回復と利益率の改善を背景に市場のポジティブな評価が継続しやすい状況です。

まとめ

第1四半期は売上高が横ばいにも関わらず、完成工事総利益率の改善と収益不動産売却寄与により経常利益が大幅増。単体受注高も堅調で通期予想を維持しており、セグメント再編も着実に運用されています。投資家にとっては、利益成長のボトルネックが緩和されつつある点が注目材料です。

今後の株価を予想

株価は上昇する見込み。理由は第1四半期の経常利益が前年同期比で大きく増加し、完成工事総利益率の改善と不動産売却寄与による利益押し上げが確認されたこと。さらに通期予想を据え置き、セグメント変更による収益性向上の継続期待が支えとなるため、短中期での買い材料が優勢となる可能性が高い。

IR発表前後の株価の動き

IR資料情報

提出
1808|長谷工コーポレーション
日時
2025年08月07日 15時30分
表題
2026年3月期 第1四半期決算説明資料
資料
2026年3月期 第1四半期決算説明資料.pdf

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