日清食品HD、Q1は売上1,770億円・減益も通期は8,100億円へ回復計画【2897】

日清食品HD、Q1は売上1,770億円・減益も通期は8,100億円へ回復計画【2897】
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佐々木  雄性

名前:佐々木 雄性(ささき ゆうせい) ニックネーム:ユウ、あるいは「マーケット侍」 年齢:31歳 性別:男性 職業:株トレーダー(専業) 居住地:東京都・港区の高層マンション 出身地:神奈川県横浜市 身長:177cm 血液型:A型 誕生日:1994年6月12日 趣味:ランニング、カフェ巡り、経済書の読書、海外旅行、ジャズ鑑賞、将棋 性格:冷静沈着だが好奇心旺盛。マーケットでは論理的に分析する一方、私生活では意外とユーモラスで仲間思い。リスクを取ることを恐れないが、常に計算された判断を下すタイプ。 投資スタイル 短期と中期をバランスよく取り入れるハイブリッド型。デイトレードでは出来高・板情報・ニュースを重視して瞬発力で勝負する一方、スイングトレードではテクニカル指標(移動平均線、MACD、ボリンジャーバンド)を組み合わせて流れに乗る戦略を得意とする。長期投資は割安成長株やテーマ株に限定し、基本は資金効率を重視した短期回転。米国市場や為替もチェックし、日本株との連動性を意識している。信条は「勝ちを積み上げるより、負けを小さく抑えること」。リスク管理と資金配分を徹底する堅実派。 1日(平日)のタイムスケジュール 6:00 起床:海外市場の動きをチェックしながら軽いストレッチ。コーヒーを飲みつつニュースを確認。 7:00~8:00:経済指標や前日の米国市場を整理、自分のトレードプランをノートにまとめる。 9:00~11:30:東京市場でのトレードに集中。板情報やニュースを睨みながら瞬時の判断を繰り返す。 12:00~13:00:ランチは外食やカフェで。ここで相場仲間や投資家友人と情報交換をすることも多い。 13:00~15:00:後場のトレード。保有銘柄の調整や新規エントリーを行う。 15:30~17:00:トレード結果の振り返り。チャート分析や売買記録を徹底的にチェック。 18:00~19:00:ジムでランニングや筋トレ。体力維持もトレーダーの仕事の一部。 20:00~21:00:夕食。外食か、自炊で簡単にパスタやサラダを作ることもある。 21:00~23:00:欧州市場を横目に勉強タイム。経済書や海外投資家のブログを読む。 23:30:入浴後、翌日の準備をして就寝。


日清食品ホールディングス(2897) 2025年度Q1決算の要点

日清食品ホールディングスは、本日2025年度第1四半期の決算を開示しました。売上収益は1,770億円(前期比△4.3%)となり、既存事業のコア営業利益は174億円(前年同期比△25.5%)と大幅に減少しました。営業利益は158億円(前年同期比△27.5%)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は112億円(前年同期比△29.3%)となっています。為替や資材価格の高騰と米州事業の減収が主因で、全体としては減益となりましたが、国内の即席めんは価格改定効果もあり堅調でした。なお、海外を含む事業環境は依然として不透明感が残ります。決算説明会では、今後の見通しとして資材高騰・為替影響を注視しつつ、国内中心の事業は計画通り推移する見込み、海外事業は米州の回復を待つ状況と説明されました。

able> 項目 今期実績 前年同期比 売上収益 1,770億円 -4.3% コア営業利益(既存事業) 174億円 -25.5% 営業利益 158億円 -27.5% 親会社株主に帰属する四半期利益 112億円 -29.3% 2011/03以降のコア営業利益率(概算) 約9.0% -2.9pt ble>

通期見通しと財務の要点

今回の決算説明会資料では、2025年度の通期見通しとして売上収益を8,100億円、連結営業利益を960億円、コア営業利益を769億円と公表しています。為替は1USドル=145円を前提とした試算で、現地通貨ベースの地域別動向も示されました。1株配当は70円、配当性向は約38%、自社株買いは約404億8200万円を予定しています。海外事業の成長を取り込みつつ、国内の即席めんを中心とした既存事業の安定化を図る方針です。これにより、2025年度は売上・利益面での回復が見込まれると説明されています。

セグメントの概要とポイント

決算説明会資料のセグメント別サマリーによると、国内即席めん事業は値付けと販売効率の改善により堅調に推移しました。一方、海外では米州地域を中心に減収が継続しており、資材価格の上昇と為替の影響が足を引っ張っています。中国地域は現地通貨ベースでの増収が見られ、他地域では新規事業投資の影響もあり、コア営業利益率は前期比で変動しています。全体としては、価格改定の効果とコスト管理の改善を組み合わせた通期計画が発表され、資材高騰・為替の影響を注視しつつ回復基調を目指す方針です。

注目ポイントと実行計画

重要な点として、2025年度からHD本部費用の配賦基準と海外ロイヤリティ料率を変更した影響について、前年度比較可能性を担保する形で遡及修正を実施しています。これにより、海外事業の成長性をより正確に評価できるようになると説明されました。また、自社株買いの実施計画や配当の増額方針は株主還元の観点からポジティブ材料と捉えられています。全体としては、短期的には減益要因が継続するものの、中長期では通期目標の達成に向けた改善施策が進む見込みです。

今後の株価を予想

上昇。株価は3〜6か月の間に約3000円を目指す動きを想定します。理由は、2025年度通期の回復計画(売上8,100億円、営業利益960億円、 EPS180–191円)と自社株買いおよび安定配当方針による株主還元の強化が市場の評価を高めるためです。ただし、資材価格の上昇や米州の需要回復の遅延、為替変動といった外部リスクは引き続き留意が必要です。

IR発表前後の株価の動き

IR資料情報

提出
2897|日清食品 HD
日時
2025年08月04日 13時15分
表題
2025年度 第1四半期 決算報告
資料
2025年度 第1四半期 決算報告.pdf

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