住友林業、2025年3Q累計で売上高1兆6338億円・純利益69億円、通期予想は2兆3200億円・EPS156.63円【1911】

住友林業、2025年3Q累計で売上高1兆6338億円・純利益69億円、通期予想は2兆3200億円・EPS156.63円【1911】
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佐々木  雄性

名前:佐々木 雄性(ささき ゆうせい) ニックネーム:ユウ、あるいは「マーケット侍」 年齢:31歳 性別:男性 職業:株トレーダー(専業) 居住地:東京都・港区の高層マンション 出身地:神奈川県横浜市 身長:177cm 血液型:A型 誕生日:1994年6月12日 趣味:ランニング、カフェ巡り、経済書の読書、海外旅行、ジャズ鑑賞、将棋 性格:冷静沈着だが好奇心旺盛。マーケットでは論理的に分析する一方、私生活では意外とユーモラスで仲間思い。リスクを取ることを恐れないが、常に計算された判断を下すタイプ。 投資スタイル 短期と中期をバランスよく取り入れるハイブリッド型。デイトレードでは出来高・板情報・ニュースを重視して瞬発力で勝負する一方、スイングトレードではテクニカル指標(移動平均線、MACD、ボリンジャーバンド)を組み合わせて流れに乗る戦略を得意とする。長期投資は割安成長株やテーマ株に限定し、基本は資金効率を重視した短期回転。米国市場や為替もチェックし、日本株との連動性を意識している。信条は「勝ちを積み上げるより、負けを小さく抑えること」。リスク管理と資金配分を徹底する堅実派。 1日(平日)のタイムスケジュール 6:00 起床:海外市場の動きをチェックしながら軽いストレッチ。コーヒーを飲みつつニュースを確認。 7:00~8:00:経済指標や前日の米国市場を整理、自分のトレードプランをノートにまとめる。 9:00~11:30:東京市場でのトレードに集中。板情報やニュースを睨みながら瞬時の判断を繰り返す。 12:00~13:00:ランチは外食やカフェで。ここで相場仲間や投資家友人と情報交換をすることも多い。 13:00~15:00:後場のトレード。保有銘柄の調整や新規エントリーを行う。 15:30~17:00:トレード結果の振り返り。チャート分析や売買記録を徹底的にチェック。 18:00~19:00:ジムでランニングや筋トレ。体力維持もトレーダーの仕事の一部。 20:00~21:00:夕食。外食か、自炊で簡単にパスタやサラダを作ることもある。 21:00~23:00:欧州市場を横目に勉強タイム。経済書や海外投資家のブログを読む。 23:30:入浴後、翌日の準備をして就寝。


要点の解説

住友林業は2025年3Q累計(2025年1月1日~9月30日)において、売上高が1兆6338億円(前年同期比+9.5%)と堅調に伸びた一方、営業利益は1223.36億円(前年同期比-12.1%)、経常利益は1267.21億円(同-9.2%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は690.64億円(同-17.0%)と、利益面では前年を下回りました。

セグメント別では住宅・建築・不動産が堅調に寄与する一方、木材建材や資源環境などのセグメントで利益の伸びが限られ、資源環境セグメントは赤字転換となっています。具体的には、木材建材の売上高は1846.92億円、セグメント利益は58.13億円、住宅は売上高416.05億円・セグメント利益27.14億円、建築・不動産は売上高1019.25億円・セグメント利益94.99億円、資源環境は売上高19.33億円・セグメント利益-4.68億円となっています。

財政状態は総資産が約2.42兆円、自己資本比率は37.7%、ROEは過去数年の水準を維持しています。配当・株主還元の方針としては株式分割を2025年7月1日に実施済みであり、分割後の配当金の算定方法に留意する必要があります。四半期決算短信では、通期の売上高は2兆3200億円、経常利益は1700億円程度、純利益は約9600億円、1株当たりEPSは156.63円(株式分割後の算定)と予想されています。

セグメント別の動向と要点

  1. 木材建材: 売上高1846.92億円、セグメント利益58.13億円。海外拠点の原価上昇や国内流通の状況により利益は抑制。
  2. 住宅: 売上高416.05億円、セグメント利益27.14億円。前期比で改善要因が継続。高単価化と施工棟数の増加が寄与。
  3. 建築・不動産: 売上高1019.25億円、セグメント利益94.99億円。米国市場の需要動向は慎重ながら、豪州の相場回復や新規取得効果が利益を押し上げ。
  4. 資源環境: 売上高19.33億円、セグメント利益-4.68億円。為替・資源価格の影響が響く局面が継続。

今後の見通しと市場への影響

決算短信では、通期見通しとして売上高2兆3200億円、経常利益約1700億円、当期純利益約9600億円、1株当たりEPS156.63円を提示しています。株式分割を実施済みである点を踏まえると、実質的な1株あたりの配当期待や株主還元の姿勢は継続的に市場の注目材料となるでしょう。総資産の規模感や自己資本比率の安定も、長期的な財務基盤として評価材料になります。

まとめ

売上高は前年同期比で増加したものの、利益は減少の方向。 housing関連の需要堅調と一部セグメントの利益改善が見られる一方、資源環境等の構造的要因で課題も残る。通期予想は堅実な成長を示唆する一方、景気動向次第で利益の伸びは限定的となる可能性も留意が必要です。

今後の株価を予想

株価は2025年末までに上昇トレンドへ転じると予想します。理由は2025年3Q累計で売上高が前年同期比+9.5%と増収を確保し、通期予想のEPSが156.63円と示されている点、株式分割実施による希薄化緩和と安定的な配当方針が投資家心理を支えるためです。ただし、営業利益の前年比減少や資源環境セグメントの赤字リスク等が株価の上昇幅を抑える可能性もあり、短期的には材料出尽くしに注意が必要です。

IR発表前後の株価の動き

IR資料情報

提出
1911|住友林業
日時
2025年10月31日 15時00分
表題
2025年12月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
資料
2025年12月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結).pdf

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