三菱ケミカルグループ、1Qの継続事業は減収も非継続事業の整理進む【4188】

三菱ケミカルグループ、1Qの継続事業は減収も非継続事業の整理進む【4188】
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佐々木  雄性

名前:佐々木 雄性(ささき ゆうせい) ニックネーム:ユウ、あるいは「マーケット侍」 年齢:31歳 性別:男性 職業:株トレーダー(専業) 居住地:東京都・港区の高層マンション 出身地:神奈川県横浜市 身長:177cm 血液型:A型 誕生日:1994年6月12日 趣味:ランニング、カフェ巡り、経済書の読書、海外旅行、ジャズ鑑賞、将棋 性格:冷静沈着だが好奇心旺盛。マーケットでは論理的に分析する一方、私生活では意外とユーモラスで仲間思い。リスクを取ることを恐れないが、常に計算された判断を下すタイプ。 投資スタイル 短期と中期をバランスよく取り入れるハイブリッド型。デイトレードでは出来高・板情報・ニュースを重視して瞬発力で勝負する一方、スイングトレードではテクニカル指標(移動平均線、MACD、ボリンジャーバンド)を組み合わせて流れに乗る戦略を得意とする。長期投資は割安成長株やテーマ株に限定し、基本は資金効率を重視した短期回転。米国市場や為替もチェックし、日本株との連動性を意識している。信条は「勝ちを積み上げるより、負けを小さく抑えること」。リスク管理と資金配分を徹底する堅実派。 1日(平日)のタイムスケジュール 6:00 起床:海外市場の動きをチェックしながら軽いストレッチ。コーヒーを飲みつつニュースを確認。 7:00~8:00:経済指標や前日の米国市場を整理、自分のトレードプランをノートにまとめる。 9:00~11:30:東京市場でのトレードに集中。板情報やニュースを睨みながら瞬時の判断を繰り返す。 12:00~13:00:ランチは外食やカフェで。ここで相場仲間や投資家友人と情報交換をすることも多い。 13:00~15:00:後場のトレード。保有銘柄の調整や新規エントリーを行う。 15:30~17:00:トレード結果の振り返り。チャート分析や売買記録を徹底的にチェック。 18:00~19:00:ジムでランニングや筋トレ。体力維持もトレーダーの仕事の一部。 20:00~21:00:夕食。外食か、自炊で簡単にパスタやサラダを作ることもある。 21:00~23:00:欧州市場を横目に勉強タイム。経済書や海外投資家のブログを読む。 23:30:入浴後、翌日の準備をして就寝。


決算の要点と市場展望

三菱ケミカルグループ(銘柄コード:4188)は、2026年3月期第1四半期(2025年4月1日〜6月30日)の連結決算を公表しました。継続事業の売上収益は前期同日はく落、13.4%減の8,806.52億円となり、コア営業利益は11.1%減の565.62億円、営業利益は9.3%減の609.08億円となりました。四半期利益(親会社所有者帰属)は19.63億円、四半期包括利益は59.21億円でした。一方、非継続事業としてTanabe Mitsubishi Pharmaの売却を完了しており、これに伴い同社は非継続事業として分類しています。

ble> 指標継続事業非継続事業 売上収益880,652 百万円113,576 百万円 コア営業利益56,562 百万円— 営業利益60,908 百万円— 四半期利益35,968 百万円— 親会社株主帰属四半期利益19,627 百万円— 四半期包括利益59,213 百万円—
非継続事業金額
売上収益113,576 百万円
費用107,849 百万円
税引前四半期利益5,727 百万円
法人所得税2,807 百万円
非継続事業からの四半期利益2,920 百万円

本四半期の公認会計士等による期中レビューは完了しており、要約四半期連結財務諸表はIFRSに準拠して作成されています。今回の非継続事業の区分変更は、田辺三菱製薬の全株式および関連資産を吸収分割によりBCJ-94へ譲渡した2025年7月1日付の完了に伴うものです。なお、決算短信には非継続事業を除いた継続事業の金額を表示しています。

市場環境を踏まえると、世界経済の成長鈍化が原材料価格・サプライチェーンに影響を与える局面が続く一方、同社はコスト削減や生産拠点の最適化を推進。2026年3月期の通期見通しは、売上高3,740,000百万円、コア営業利益265,000百万円、営業利益202,000百万円、当期利益213,000百万円、親会社株主に帰属する当期利益145,000百万円、1株当たりの予想EPSは101.88円と公表しています。

直近の株価は2025年8月8日終値773.6円。5日移動平均は約786.7円、25日移動平均は約819.9円と、短期の戻り待ち感が見られます。IR資料の開示内容を踏まえると、通期の堅実な成長期待と非継続事業の整理によるキャッシュ・フロー改善が、株価を支える要因となりそうです。

市場のポイントと今後の流れ

要点として、継続事業の収益性は鈍化しているものの、非継続事業の整理・資産売却の完了によるキャッシュフローの改善、及び新規投資(例:Coregas Australiaの買収、Esteve Teijin Healthcareの買収)による長期的な成長機会が見込まれます。公認会計士による期中レビューの完了も、財務開示の信頼性を裏付ける要因です。投資家は、2H以降のセグメント別回復の進捗と、通期の業績予想の達成状況に注目すべきです。

今後の株価を予想

株価は短期的に上昇傾向へ転じる。根拠は2026年通期の堅調な成長予想と非継続事業の整理によるキャッシュフロー改善、EYの期中レビュー完了による財務開示の信頼性向上にある。近2〜4週間で800円前後へ上昇する可能性を想定。リスクは非継続事業の影響度と市場環境次第。

IR発表前後の株価の動き

IR資料情報

提出
4188|三菱ケミカルグループ
日時
2025年08月08日 15時30分
表題
「2026年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)」の公認会計士等による期中レビューの完了について
資料
「2026年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)」の公認会計士等による期中レビューの完了について.pdf

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