ネクソン 2025年中間期決算の要点と3Q見通し【3659】

ネクソン 2025年中間期決算の要点と3Q見通し【3659】
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佐々木  雄性

名前:佐々木 雄性(ささき ゆうせい) ニックネーム:ユウ、あるいは「マーケット侍」 年齢:31歳 性別:男性 職業:株トレーダー(専業) 居住地:東京都・港区の高層マンション 出身地:神奈川県横浜市 身長:177cm 血液型:A型 誕生日:1994年6月12日 趣味:ランニング、カフェ巡り、経済書の読書、海外旅行、ジャズ鑑賞、将棋 性格:冷静沈着だが好奇心旺盛。マーケットでは論理的に分析する一方、私生活では意外とユーモラスで仲間思い。リスクを取ることを恐れないが、常に計算された判断を下すタイプ。 投資スタイル 短期と中期をバランスよく取り入れるハイブリッド型。デイトレードでは出来高・板情報・ニュースを重視して瞬発力で勝負する一方、スイングトレードではテクニカル指標(移動平均線、MACD、ボリンジャーバンド)を組み合わせて流れに乗る戦略を得意とする。長期投資は割安成長株やテーマ株に限定し、基本は資金効率を重視した短期回転。米国市場や為替もチェックし、日本株との連動性を意識している。信条は「勝ちを積み上げるより、負けを小さく抑えること」。リスク管理と資金配分を徹底する堅実派。 1日(平日)のタイムスケジュール 6:00 起床:海外市場の動きをチェックしながら軽いストレッチ。コーヒーを飲みつつニュースを確認。 7:00~8:00:経済指標や前日の米国市場を整理、自分のトレードプランをノートにまとめる。 9:00~11:30:東京市場でのトレードに集中。板情報やニュースを睨みながら瞬時の判断を繰り返す。 12:00~13:00:ランチは外食やカフェで。ここで相場仲間や投資家友人と情報交換をすることも多い。 13:00~15:00:後場のトレード。保有銘柄の調整や新規エントリーを行う。 15:30~17:00:トレード結果の振り返り。チャート分析や売買記録を徹底的にチェック。 18:00~19:00:ジムでランニングや筋トレ。体力維持もトレーダーの仕事の一部。 20:00~21:00:夕食。外食か、自炊で簡単にパスタやサラダを作ることもある。 21:00~23:00:欧州市場を横目に勉強タイム。経済書や海外投資家のブログを読む。 23:30:入浴後、翌日の準備をして就寝。


ネクソン 2025年12月期 第2四半期(中間期)決算 IFRS概要

ネクソンは2025年8月13日、2025年12月期の第2四半期(6月30日までの累計)ICFFS決算短信を公表しました。IFRSベースの連結決算では、売上収益232,784百万円(前年同期比0.8%増)、営業利益79,309百万円(同6.6%増)、税引前利益67,545百万円(同▲41.6%)、親会社の所有者に帰属する中間利益は42,206百万円(同▲44.0%)となりました。大量の現金を抱える財務体質を背景に、現金及び現金同等物は386,366百万円と増加し、総資産は1,275,121百万円へ拡大しました。一方で、税引前利益が大きく前年を下回る要因として、為替差損の影響や一部の費用項目の増加が挙げられます。

財務状況とキャッシュフローの要点

中間期末の資産は1,275,121百万円、負債は223,079百万円、資本は1,052,042百万円となり、株主帰属持分比率は81.7%へと改善しました。営業活動によるキャッシュ・フローは88,059百万円、投資活動は49,734百万円のキャッシュ流出、財務活動によるキャッシュ・フローは70,845百万円の流出と、現金の動きは活発です。自己株式の取得も継続しており、財務活動によるキャッシュ・フローの要因として大きく寄与しています。

セグメント別の業績動向

able> ead> 地域 売上収益(外部) 百万円 セグメント利益(損失) 百万円 日本 6,952 -1,844 韓国 125,258 83,746 中国 64,451 -112 北米 20,313 1,144 その他 15,810 -4,956 計 232,784 77,977 ble>

注: 地域は顧客所在地ベースで分類。セグメント利益は売上収益から売上原価および販管費を控除した値で表示しています。

3Q(2025年9月30日までの累計)見通し

公表された第3四半期累計の連結業績予想は、売上収益349,351百万円〜359,898百万円(前年同期比4.7%〜1.8%減)、営業利益112,039百万円〜120,463百万円(同11.0%〜4.3%減)、税引前利益104,200百万円〜112,624百万円(同32.6%〜27.1%減)、四半期利益68,293百万円〜74,678百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益69,429百万円〜75,814百万円、基本的1株当たり四半期利益は85.96円〜93.86円と示されています。なお、第3四半期累計の業績予想には、子会社の清算益として40億円の計上が見込まれており、これが実際の数値に影響を与える可能性があります。

株主還元と資本政策の動向

2025年12月期の配当は中間配当15円、期末配当15円の計30円を想定しており、安定的な株主還元を継続する方針です。自己株式の取得も継続しており、2025年8月13日付の取締役会で上限11,000,000株、総額25,000百万円、取得期間を2025年8月14日〜10月31日とする決議を公表しています。これらは資本効率の改善と資本政策の柔軟性確保を狙った施策です。

直近の株価との関係性と投資判断のポイント

直近の株価は8月13日終値で3,041円となっており、決算内容が織り込まれる局面での反応次第で短期的な値動きが想定されます。IFRSベースの中間期は売上増加が限られる一方、3Q予想の一部一時要因(清算益の可能性)がポジティリティを高める要因となり得ます。今後はIP成長戦略の進捗、配当政策の実現性、そして自己株式取得の進捗が株価の方向性に影響を与えると考えられます。

結論

本決算は底堅いキャッシュフローと強力なセグメント別の成長ポテンシャルを示す一方、短期的には利益の前年同期比の低下要因も存在します。3Q予想の一部指標の改善と40億円規模の清算益の可能性を踏まえ、株価は中期的にゆるやかな上昇局面へ入ると判断します。

今後の株価を予想

2025年12月期末までに株価は3300円程度まで上昇すると予想。3Qの一部指標改善と40億円の清算益見込み、安定配当と自己株式取得が好材料として評価される見込みです。

IR発表前後の株価の動き

IR資料情報

提出
3659|ネクソン
日時
2025年08月13日 15時30分
表題
2025年12月期第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)
資料
2025年12月期第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結).pdf

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