京阪HD、1Q決算で純利益3.0%増 レジャー・サービスが牽引【9045】

京阪HD、1Q決算で純利益3.0%増 レジャー・サービスが牽引【9045】
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佐々木  雄性

名前:佐々木 雄性(ささき ゆうせい) ニックネーム:ユウ、あるいは「マーケット侍」 年齢:31歳 性別:男性 職業:株トレーダー(専業) 居住地:東京都・港区の高層マンション 出身地:神奈川県横浜市 身長:177cm 血液型:A型 誕生日:1994年6月12日 趣味:ランニング、カフェ巡り、経済書の読書、海外旅行、ジャズ鑑賞、将棋 性格:冷静沈着だが好奇心旺盛。マーケットでは論理的に分析する一方、私生活では意外とユーモラスで仲間思い。リスクを取ることを恐れないが、常に計算された判断を下すタイプ。 投資スタイル 短期と中期をバランスよく取り入れるハイブリッド型。デイトレードでは出来高・板情報・ニュースを重視して瞬発力で勝負する一方、スイングトレードではテクニカル指標(移動平均線、MACD、ボリンジャーバンド)を組み合わせて流れに乗る戦略を得意とする。長期投資は割安成長株やテーマ株に限定し、基本は資金効率を重視した短期回転。米国市場や為替もチェックし、日本株との連動性を意識している。信条は「勝ちを積み上げるより、負けを小さく抑えること」。リスク管理と資金配分を徹底する堅実派。 1日(平日)のタイムスケジュール 6:00 起床:海外市場の動きをチェックしながら軽いストレッチ。コーヒーを飲みつつニュースを確認。 7:00~8:00:経済指標や前日の米国市場を整理、自分のトレードプランをノートにまとめる。 9:00~11:30:東京市場でのトレードに集中。板情報やニュースを睨みながら瞬時の判断を繰り返す。 12:00~13:00:ランチは外食やカフェで。ここで相場仲間や投資家友人と情報交換をすることも多い。 13:00~15:00:後場のトレード。保有銘柄の調整や新規エントリーを行う。 15:30~17:00:トレード結果の振り返り。チャート分析や売買記録を徹底的にチェック。 18:00~19:00:ジムでランニングや筋トレ。体力維持もトレーダーの仕事の一部。 20:00~21:00:夕食。外食か、自炊で簡単にパスタやサラダを作ることもある。 21:00~23:00:欧州市場を横目に勉強タイム。経済書や海外投資家のブログを読む。 23:30:入浴後、翌日の準備をして就寝。


京阪HD 第1四半期決算分析〜万博効果とレジャー堅調が鍵

京阪ホールディングスは2026年3月期の第1四半期決算補足資料を8月7日に公表しました。総売上高(営業収益)は72,827百万円と前年同期の80,952百万円を下回る一方、営業利益は12,960百万円で前年同期の12,713百万円をわずかに上回りました。経常利益は12,636百万円と前年度比で小幅減少しましたが、固定資産売却益の増加などにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は9,354百万円(前年同期9,085百万円)と3.0%の増益を確保しています。

セグメント別に見ると、運輸業の営 業収益は23,791百万円(前年同期22,936百万円)と堅調に推移しました。特に輸送関連の需要拡大がプラス材料です。一方、不動産業の収益は26,380百万円と前年度の38,797百万円から大きく減少しています。万博関連の効果を受けたレジャー・サービス業は、同期間の収益が11,629百万円と前年同期の9,515百万円を大きく上回り、成長を牽引しました。流通業は13,703百万円と、前年同期比で+6.0%の伸びを示しています。

営業利益の動向を見ると、運輸業は4,435百万円(前年同期4,452百万円)とほぼ横ばい、不動産業は4,956百万円(6,420百万円)と大幅に減少、流通業は531百万円(551百万円)と微減、レジャー・サービス業は2,588百万円(1,282百万円)へ大幅に拡大しています。特にレジャー・サービスの増益は、大阪・関西万博の開催効果と旺盛なインバウンド需要が継続するとの見方を裏付ける要因です。

決算の総括として、セグメント間での差が鮮明である一方、特別利益の寄与とレジャー分野の回復を背景に、純利益は前年同期比で3.0%の成長を確保しました。万博関連の需要やインバウンドの継続的な回復が、今後の業績の拡大要因として市場の注目を集める見通しです。なお、不動産事業の減収は通年の業績へ影響を及ぼすリスク要因として留意が必要です。

注目点と今後のポイント

今後の焦点は、不動産事業の回復のタイミングと各セグメントの利益安定化です。大阪・関西万博の長期的な波及効果とインバウンド需要の動向を確認することで、通期の業績見通しがよりクリアになるでしょう。また、今回の決算には固定資産売却益の寄与など特別要因が含まれており、今後も同様の特別項目が発生するかどうかが注目されます。

able>セグメント1Q実績 営業収益(百万円) 2026/31Q実績 営業収益(百万円) 2025/3増減率運輸業23,79122,936+3.7%不動産業26,38038,797-32.0%流通業13,70312,926+6.0%レジャー・サービス業11,6299,515+22.2%ble>
セグメント1Q実績 営業利益(百万円) 2026/31Q実績 営業利益(百万円) 2025/3増減
運輸業4,4354,452-0.4%
不動産業4,9566,420-22.8%
流通業531551-3.5%
レジャー・サービス業2,5881,282+101.8%

総括すると、万博関連の需要とレジャー・サービスの成長が業績を支え、不動産の減収が相対的なネガティブ要因として残る構図です。今後の四半期決算で不動産の回復兆しと全体の利益安定化が見られれば、株価は上昇基調へと移る可能性が高まります。

今後の株価を予想

2025年8月7日の1Q決算を材料に、株価は上昇へ転じる見込み。短期では +4% 程度、3か月程度で +8% 程度の上昇を予想します。

IR発表前後の株価の動き

IR資料情報

提出
9045|京阪 HD
日時
2025年08月07日 14時00分
表題
2026年3月期 第1四半期 決算補足資料
資料
2026年3月期 第1四半期 決算補足資料.pdf

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