セガサミーHD、2026年3月期第1四半期は新作少なくも想定上回る滑り出し【6460】

セガサミーHD、2026年3月期第1四半期は新作少なくも想定上回る滑り出し【6460】
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佐々木  雄性

名前:佐々木 雄性(ささき ゆうせい) ニックネーム:ユウ、あるいは「マーケット侍」 年齢:31歳 性別:男性 職業:株トレーダー(専業) 居住地:東京都・港区の高層マンション 出身地:神奈川県横浜市 身長:177cm 血液型:A型 誕生日:1994年6月12日 趣味:ランニング、カフェ巡り、経済書の読書、海外旅行、ジャズ鑑賞、将棋 性格:冷静沈着だが好奇心旺盛。マーケットでは論理的に分析する一方、私生活では意外とユーモラスで仲間思い。リスクを取ることを恐れないが、常に計算された判断を下すタイプ。 投資スタイル 短期と中期をバランスよく取り入れるハイブリッド型。デイトレードでは出来高・板情報・ニュースを重視して瞬発力で勝負する一方、スイングトレードではテクニカル指標(移動平均線、MACD、ボリンジャーバンド)を組み合わせて流れに乗る戦略を得意とする。長期投資は割安成長株やテーマ株に限定し、基本は資金効率を重視した短期回転。米国市場や為替もチェックし、日本株との連動性を意識している。信条は「勝ちを積み上げるより、負けを小さく抑えること」。リスク管理と資金配分を徹底する堅実派。 1日(平日)のタイムスケジュール 6:00 起床:海外市場の動きをチェックしながら軽いストレッチ。コーヒーを飲みつつニュースを確認。 7:00~8:00:経済指標や前日の米国市場を整理、自分のトレードプランをノートにまとめる。 9:00~11:30:東京市場でのトレードに集中。板情報やニュースを睨みながら瞬時の判断を繰り返す。 12:00~13:00:ランチは外食やカフェで。ここで相場仲間や投資家友人と情報交換をすることも多い。 13:00~15:00:後場のトレード。保有銘柄の調整や新規エントリーを行う。 15:30~17:00:トレード結果の振り返り。チャート分析や売買記録を徹底的にチェック。 18:00~19:00:ジムでランニングや筋トレ。体力維持もトレーダーの仕事の一部。 20:00~21:00:夕食。外食か、自炊で簡単にパスタやサラダを作ることもある。 21:00~23:00:欧州市場を横目に勉強タイム。経済書や海外投資家のブログを読む。 23:30:入浴後、翌日の準備をして就寝。


本決算の要点と背景

セガサミーHDは2026年3月期第1四半期の決算を公表しました。新作タイトルが多くない状況にもかかわらず、連結売上高は810億円、エンタテインメントコンテンツを中心に堅調な滑り出しを示しました。なお、営業利益は-5億円と若干のマイナスを計上しましたが、調整後EBITDAは79億円と堅調な推移です。通期計画は4,750億円の売上高、EBITDAは500億円を見込んでいます。

セグメント別では、エンタテインメントコンテンツが677億円、遊技機が110億円、ゲーミングが13億円、その他が10億円となっています。エンタテインメント分野では『ペルソナ5: The Phantom X』の正式サービス開始や新作タイトル投入が進み、F2Pタイトルの拡販も見込まれています。また、遊技機セグメントでは新機種の投入が続く見通しです。今後は主力タイトルの投入を進め、フルゲームとF2Pの成長を両輪として中期成長を目指します。

財務面では、StakelogicとGANの買収を通じてのれんの計上があり、買収関連費用も発生しています。自己株式の取得と消却を実施しており、2025年6月時点の取得株式総数は3,818,600株、総取得額は約119.998億円、消却済株式は2,000万株、発行済株式総数は併せて約2億212万株に減少しました。期末の自己株式数は約1,108万株です。これにより株主還元の取り組みを強化しています。

為替影響については、Q1実績においてエンタテインメントコンテンツ事業で売上高約3億円、営業利益約4億円の押し下げが見られ、為替差損として29億円を計上しました。今後の進展とともに為替の影響には注意が必要です。

表:セグメント別の実績と計画

able> 項目 Q1実績 (億円) 通期計画/実績 (億円) 連結売上高 810 4,750 エンタテインメントコンテンツ 677 3,360 遊技機 110 1,300 ゲーミング 13 60 その他/消去等 10 30 営業利益 -5 530 調整後EBITDA 79 500 ble>

財務・キャッシュフロー面では、株主還元の強化として自己株式の取得と消却を実施。StakelogicとGANの買収によるのれん増加や、為替差損の計上など、短期的には構造変化要因が混在しますが、中長期の成長軌道には信頼性が高まっています。

今後の見通しと戦略

中期計画の柱として、CS(コンシューマ)分野の成長投資を拡大します。900億円超の開発投資と300億円超のレガシーIP/スーパ―ゲーム投資、計画全体で約1,900億円の投資を3年間のキャピタルアロケーションの方針として掲げています。IPの強化と新規タイトル投入を組み合わせることで、エンタテインメントコンテンツと遊技機・ゲーミングの両輪を加速させる方針です。さらに、ペルソナ5: The Phantom Xのグローバル展開やソニック関連タイトル、Football Manager等の販売・サービス拡大が中期の収益拡大に寄与する見込みです。

直近の株価動向として、2025年8月8日の終値は3306円であり、今後は新作投入や買収効果の進展、株主還元の継続が好感される場面が想定されます。これを踏まえ、成長投資と株主還元の組み合わせが株価を押し上げる要因になると考えられます。

今後の株価を予想

株価は今後3〜6か月で上昇に転じ、約+10%程度の上昇を見込む。

IR発表前後の株価の動き

IR資料情報

提出
6460|セガサミー HD
日時
2025年08月08日 11時30分
表題
2026年3月期 第1四半期決算プレゼンテーション
資料
2026年3月期 第1四半期決算プレゼンテーション.pdf

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