東海カーボン、2024年決算で売上減少・純利益赤字、配当は30円を継続【5301】

東海カーボン、2024年決算で売上減少・純利益赤字、配当は30円を継続【5301】
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佐々木  雄性

名前:佐々木 雄性(ささき ゆうせい) ニックネーム:ユウ、あるいは「マーケット侍」 年齢:31歳 性別:男性 職業:株トレーダー(専業) 居住地:東京都・港区の高層マンション 出身地:神奈川県横浜市 身長:177cm 血液型:A型 誕生日:1994年6月12日 趣味:ランニング、カフェ巡り、経済書の読書、海外旅行、ジャズ鑑賞、将棋 性格:冷静沈着だが好奇心旺盛。マーケットでは論理的に分析する一方、私生活では意外とユーモラスで仲間思い。リスクを取ることを恐れないが、常に計算された判断を下すタイプ。 投資スタイル 短期と中期をバランスよく取り入れるハイブリッド型。デイトレードでは出来高・板情報・ニュースを重視して瞬発力で勝負する一方、スイングトレードではテクニカル指標(移動平均線、MACD、ボリンジャーバンド)を組み合わせて流れに乗る戦略を得意とする。長期投資は割安成長株やテーマ株に限定し、基本は資金効率を重視した短期回転。米国市場や為替もチェックし、日本株との連動性を意識している。信条は「勝ちを積み上げるより、負けを小さく抑えること」。リスク管理と資金配分を徹底する堅実派。 1日(平日)のタイムスケジュール 6:00 起床:海外市場の動きをチェックしながら軽いストレッチ。コーヒーを飲みつつニュースを確認。 7:00~8:00:経済指標や前日の米国市場を整理、自分のトレードプランをノートにまとめる。 9:00~11:30:東京市場でのトレードに集中。板情報やニュースを睨みながら瞬時の判断を繰り返す。 12:00~13:00:ランチは外食やカフェで。ここで相場仲間や投資家友人と情報交換をすることも多い。 13:00~15:00:後場のトレード。保有銘柄の調整や新規エントリーを行う。 15:30~17:00:トレード結果の振り返り。チャート分析や売買記録を徹底的にチェック。 18:00~19:00:ジムでランニングや筋トレ。体力維持もトレーダーの仕事の一部。 20:00~21:00:夕食。外食か、自炊で簡単にパスタやサラダを作ることもある。 21:00~23:00:欧州市場を横目に勉強タイム。経済書や海外投資家のブログを読む。 23:30:入浴後、翌日の準備をして就寝。


はじめに

東海カーボン(銘柄コード:5301)が提出したIR資料(2024年12月期)を基に、投資家の皆さま向けに要点を読み解きます。今回の公表では、売上は前期比で減少した一方、営業利益は大幅に縮小し、EPSは-265.94円の赤字計上となっています。自己資本比率は低下し、財務の健全性には留意が必要です。とはいえ、営業キャッシュフローは堅調に推移しており、投資CFは引き続き大きなマイナスが続く構図です。配当は30円へ引き続き支払われる予定で、株主還元の継続性は評価すべき点です。以下、主要指標を表で整理し、現状の読み解きを行います。

IR資料の要点と現状の読み解き

以下は、2023年と2024年の代表的な財務指標を対比した要約です。売上高の減少、営業利益の大幅な減少、EPSの赤字化といった点が目立つ一方で、財務の健全性を示す自己資本比率は低下したものの、営業キャッシュフローは安定しており、配当の継続は株主還元の観点でプラス材料となります。投資活動によるキャッシュフローは引き続き大幅なマイナスが継続しており、資本配分の難易度は高止まりしています。

財務の要点を表で整理します。

able> 指標 2023年12月期 2024年12月期 売上高 3639億4600万 3501億1400万 営業利益 387億2800万 193億8600万 EPS 119.45円 -265.94円 自己資本比率 50.7% 45.2% 総資産 6400億500万 6407億5300万 CF(営業活動によるCF) 620億7400万 644億7100万 投資CF -476億3200万 -707億7700万 財務CF 94億1000万 94億1000万 配当 36円 30円 ble>

株主還元と財務の安定性

配当は2024年も30円と継続される予定で、財務CFはプラスを維持しています。ただし自己資本比率の低下とEPSの赤字化は、財務安定性に対する市場の懸念材料となり得ます。投資CFの大幅なマイナスは、設備投資や成長投資の継続が重くのしかかっている可能性を示唆しています。

直近の株価動向と市場の反応

直近の株価は市場の文脈とIRの内容に対して横ばい〜緩やかな上昇の局面を描く場面が見られました。終値は1,019.5円(2025-08-08)と、2025年初のレンジを保ちつつも方向感には欠く動きが続いています。今後は決算の追加情報と市場環境次第で、数ヶ月スパンの動向が決まると考えられます。

今後の株価を予想

株価は横ばいで推移する。根拠は2024年決算で売上減少と赤字化が明確になる一方、営業CFは堅調で財務面の安定性改善の余地があること、配当の継続が株主還元の安定要因として機能する点にある。今後は追加の決算情報と市場環境次第で動くが、短期的には大きく動かず1,000円前後のレンジ内へと収束する見込み。

IR発表前後の株価の動き

IR資料情報

提出
5301|東海カーボン
日時
2025年08月08日 09時00分
表題
2025年12月期 第2四半期決算説明会資料
資料
2025年12月期 第2四半期決算説明会資料.pdf

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