イオン第1四半期決算補足資料 公表、営業利益前年比+17.8%も純利益は赤字【8267】

イオン第1四半期決算補足資料 公表、営業利益前年比+17.8%も純利益は赤字【8267】
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佐々木  雄性

名前:佐々木 雄性(ささき ゆうせい) ニックネーム:ユウ、あるいは「マーケット侍」 年齢:31歳 性別:男性 職業:株トレーダー(専業) 居住地:東京都・港区の高層マンション 出身地:神奈川県横浜市 身長:177cm 血液型:A型 誕生日:1994年6月12日 趣味:ランニング、カフェ巡り、経済書の読書、海外旅行、ジャズ鑑賞、将棋 性格:冷静沈着だが好奇心旺盛。マーケットでは論理的に分析する一方、私生活では意外とユーモラスで仲間思い。リスクを取ることを恐れないが、常に計算された判断を下すタイプ。 投資スタイル 短期と中期をバランスよく取り入れるハイブリッド型。デイトレードでは出来高・板情報・ニュースを重視して瞬発力で勝負する一方、スイングトレードではテクニカル指標(移動平均線、MACD、ボリンジャーバンド)を組み合わせて流れに乗る戦略を得意とする。長期投資は割安成長株やテーマ株に限定し、基本は資金効率を重視した短期回転。米国市場や為替もチェックし、日本株との連動性を意識している。信条は「勝ちを積み上げるより、負けを小さく抑えること」。リスク管理と資金配分を徹底する堅実派。 1日(平日)のタイムスケジュール 6:00 起床:海外市場の動きをチェックしながら軽いストレッチ。コーヒーを飲みつつニュースを確認。 7:00~8:00:経済指標や前日の米国市場を整理、自分のトレードプランをノートにまとめる。 9:00~11:30:東京市場でのトレードに集中。板情報やニュースを睨みながら瞬時の判断を繰り返す。 12:00~13:00:ランチは外食やカフェで。ここで相場仲間や投資家友人と情報交換をすることも多い。 13:00~15:00:後場のトレード。保有銘柄の調整や新規エントリーを行う。 15:30~17:00:トレード結果の振り返り。チャート分析や売買記録を徹底的にチェック。 18:00~19:00:ジムでランニングや筋トレ。体力維持もトレーダーの仕事の一部。 20:00~21:00:夕食。外食か、自炊で簡単にパスタやサラダを作ることもある。 21:00~23:00:欧州市場を横目に勉強タイム。経済書や海外投資家のブログを読む。 23:30:入浴後、翌日の準備をして就寝。


イオン(銘柄コード:8267)第1四半期決算補足資料の要点

AEONは、2026年2月期第1四半期の決算補足資料を公表しました。直近の連結決算では、売上高が前年同期比で4.8%増の2,566,897百万円、営業利益は17.8%増の56,282百万円と、主力セグメントの採算改善が確認されました。一方で、特別利益・損失の影響により、親会社株主に帰属する四半期純利益は-6,570百万円と赤字となりました。総資産は13.95兆円台から14.14兆円台へ拡大し、自己資本比率は6.9%へ低下しました。ROEは-0.6%と低水準を維持しています。なお、キャッシュ・フローの状況は、営業CFが2期ぶりに改善し、投資CFは引き続き大きな支出が継続、財務CFは小幅なマイナスとなっています。

決算の要点

able> ead> 項目 2021/5 2022/5 2023/5 2024/5 2025/5 営業収益 2,153,215 2,203,227 2,324,798 2,449,216 2,566,897 営業利益 39,183 43,897 51,469 47,795 56,282 経常利益 40,365 44,396 48,121 45,397 48,056 税引前当期純利益 37,655 68,832 45,231 40,096 39,232 親会社株主に帰属する四半期純利益 5,001 19,372 17,728 3,348 -6,570 ble>

この期間のROEは-0.6%、自己資本比率は7.6%→6.9%へ低下しています。ROEの低下は、主に当期の純利益が赤字で推移したことや、財務の構造改善を反映した資本水準の調整によるものです。総資産は約14.14兆円と過去の水準を上回り、Capexは132,214百万円と大規模投資を継続しています。

セグメント別の動向と財務状況

セグメント 2024/5 売上高 (百万円) 2025/5 売上高 (百万円) 2024/5 営業利益 (百万円) 2025/5 営業利益 (百万円) 設備投資 2024/5 設備投資 2025/5
GMS事業 853,934 888,247 -3,448 -1,787 24,223 46,503
SM事業 730,165 760,466 3,528 6,985 22,191 15,572
DS事業 100,469 107,999 1,915 1,816 1,622 2,853
ヘルス&ウエルネス 317,957 335,977 5,343 8,448 3,758 3,920
総合金融事業 127,193 139,376 14,915 13,407 14,313 10,257
ディベロッパー 121,882 128,337 15,729 17,179 23,267 32,936
サービス・専門店 181,633 186,683 6,113 6,962 4,434 6,329
国際事業 142,287 151,648 3,954 4,237 2,425 6,185
その他 15,272 18,642 -2,426 -2,812 2,662 5,382

財務面では、総資産は約14.14兆円へ拡大、自己資本比率は7.6%(2025/2期)→6.9%へ低下しました。長期・短期借入の増加に伴い、有利子負傈務残高は約3.95兆円となっています。CAPEXは132,214百万円と前年度比で大幅に増加しています。

直近の株価動向と今後の見通し

直近の株価は2025年7月31日の終値4,833円で推移しています。5日移動平均は4,833.6円、25日移動平均は4,573.88円と、短期的には5,000円台へ回復する局面が想定されます。決算の要点として、営業利益の前年比増加とキャッシュフローの改善が評価材料となり得ますが、純利益の赤字と財務体質の課題は継続的な懸念材料です。今後の決算次第で、値動きは5,000円を超え新たなレンジへ入る可能性があります。

まとめ

今回の決算補足資料では、売上・営業利益の改善が示された一方、特別項目の影響で純利益が赤字となった点が注目点です。財務健全性の改善には時間を要するものの、キャッシュ・フローの改善とCAPEXの継続は長期的な成長投資として評価できます。投資判断には、今後の決算の進捗と財務の見通しを注視することが重要です。

今後の株価を予想

今後1〜2か月で株価は上昇し、5,000円台を回復する公算が高い。

IR発表前後の株価の動き

IR資料情報

提出
8267|イオン
日時
2025年07月31日 15時35分
表題
2026年2月期 第1四半期決算補足資料(第101期)
資料
2026年2月期 第1四半期決算補足資料(第101期).pdf

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