パーソルHD、RSU対象の自己株式12,066,054株を268円で処分【2181】

パーソルHD、RSU対象の自己株式12,066,054株を268円で処分【2181】
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佐々木  雄性

名前:佐々木 雄性(ささき ゆうせい) ニックネーム:ユウ、あるいは「マーケット侍」 年齢:31歳 性別:男性 職業:株トレーダー(専業) 居住地:東京都・港区の高層マンション 出身地:神奈川県横浜市 身長:177cm 血液型:A型 誕生日:1994年6月12日 趣味:ランニング、カフェ巡り、経済書の読書、海外旅行、ジャズ鑑賞、将棋 性格:冷静沈着だが好奇心旺盛。マーケットでは論理的に分析する一方、私生活では意外とユーモラスで仲間思い。リスクを取ることを恐れないが、常に計算された判断を下すタイプ。 投資スタイル 短期と中期をバランスよく取り入れるハイブリッド型。デイトレードでは出来高・板情報・ニュースを重視して瞬発力で勝負する一方、スイングトレードではテクニカル指標(移動平均線、MACD、ボリンジャーバンド)を組み合わせて流れに乗る戦略を得意とする。長期投資は割安成長株やテーマ株に限定し、基本は資金効率を重視した短期回転。米国市場や為替もチェックし、日本株との連動性を意識している。信条は「勝ちを積み上げるより、負けを小さく抑えること」。リスク管理と資金配分を徹底する堅実派。 1日(平日)のタイムスケジュール 6:00 起床:海外市場の動きをチェックしながら軽いストレッチ。コーヒーを飲みつつニュースを確認。 7:00~8:00:経済指標や前日の米国市場を整理、自分のトレードプランをノートにまとめる。 9:00~11:30:東京市場でのトレードに集中。板情報やニュースを睨みながら瞬時の判断を繰り返す。 12:00~13:00:ランチは外食やカフェで。ここで相場仲間や投資家友人と情報交換をすることも多い。 13:00~15:00:後場のトレード。保有銘柄の調整や新規エントリーを行う。 15:30~17:00:トレード結果の振り返り。チャート分析や売買記録を徹底的にチェック。 18:00~19:00:ジムでランニングや筋トレ。体力維持もトレーダーの仕事の一部。 20:00~21:00:夕食。外食か、自炊で簡単にパスタやサラダを作ることもある。 21:00~23:00:欧州市場を横目に勉強タイム。経済書や海外投資家のブログを読む。 23:30:入浴後、翌日の準備をして就寝。


パーソルHD、譲渡制限付株式報酬としての自己株式処分を完了

パーソルホールディングスは、2025年9月26日付で、譲渡制限付株式報酬(RSU)としての自己株式処分を完了したと公表しました。処分の概要として、対象株式は計12,066,054株、処分価額は1株268円、総額は約3,233,702,472円に上ります。

able> 処分日 2025年9月26日 処分株式の種類 普通株式(自己株式の処分として実施) 処分株式数 12,066,054株 処分価額 1株268円 総額 3,233,702,472円 ble>

処分先は、管理職層従業員277名へ1,033,487株、及び国内子会社の取締役・監査役・管理職層従業員を含む2,957名へ11,032,567株の合計で、上記の12,066,054株が対象です。なお、処分予定株式数は当初12,636,897株でしたが、処分予定先のうち153名については失権となり、実際の処分額は上記の通りとなっています。

この処分は譲渡制限付株式報酬の一環として自己株式を再配分するもので、現金支出を伴わずに従業員へストック報酬を提供する点が特徴です。これにより、企業のキャッシュフローには直接影響を与えませんが、既存の自己株式が減少し、発行済株式総数(市場で流通する株式数)の変動につながる可能性があります。

なお、直近の資本政策としては過去の自社株買いの実施状況があり、2025年3月期決算における自社株買いは約200億円規模で実施されていました。今回の自己株式処分は、株主還元と従業員インセンティブのバランスを取りつつ、資本政策の柔軟性を保つ狙いと考えられます。

財務・業績背景と今回の発表の位置づけ

2025年3月期の連結決算において、パーソルHDは売上高1兆4512億円、営業利益574億2600万円、1株あたり純利益(EPS)16.17円、ROEは18.92%、配当は9.5円/株と公表しています。自己株式の処分は、従業員への報酬充実と長期的な企業価値の創出を目的とした施策であり、財務健全性自体は保たれつつ、株式の発行済株式数が増える可能性がある点に留意が必要です。

指標 2025/03 実績
売上高 1兆4512億円
営業利益 574億2600万円
EPS 16.17円
ROE 18.92%
1株配当 9.5円
自己資本比率 35.1%

今回の自己株式処分による希薄化リスクは、株式価値を短期的に圧迫する要因となり得ます。ただし、RSUの実施は人材の確保・モチベーション向上と直結する施策であり、長期的には事業成長の後押しにつながる可能性もあります。投資家は、今回の動きとともに今後の業績推移、特に成長領域の採算性改善と資本効率の継続的な改善を注視することが重要です。

結論

今回の自己株式処分は希薄化リスクを生じさせる要因となるため、短期的には株価にマイナス寄りの影響が想定されます。ただし、従業員インセンティブの強化と長期的な成長性を考慮すると、中長期では株主価値の安定・回復が見込まれます。

今後の株価を予想

短期: 株価は下落方向に動く見込み。12,066,054株の自己株式処分は発行済株式数の増加要因となり、希薄化懸念から需要を一時的に抑制する可能性が高い。中期以降は従業員インセンティブの強化と業績の安定成長が支えとなり、回復基調へ転じる可能性を見込む。

IR発表前後の株価の動き

IR資料情報

提出
2181|パーソル HD
日時
2025年09月26日 15時30分
表題
譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分の払込完了に関するお知らせ
資料
譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分の払込完了に関するお知らせ.pdf

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