全国保証第1四半期決算、売上増加とM&A効果で増益—2026年3月期の見通しと資本政策【7164】

この記事を書いた人

佐々木　雄性

名前：佐々木雄性（ささきゆうせい）ニックネーム：ユウ、あるいは「マーケット侍」年齢：31歳性別：男性職業：株トレーダー（専業）居住地：東京都・港区の高層マンション出身地：神奈川県横浜市身長：177cm 血液型：A型誕生日：1994年6月12日趣味：ランニング、カフェ巡り、経済書の読書、海外旅行、ジャズ鑑賞、将棋性格：冷静沈着だが好奇心旺盛。マーケットでは論理的に分析する一方、私生活では意外とユーモラスで仲間思い。リスクを取ることを恐れないが、常に計算された判断を下すタイプ。投資スタイル短期と中期をバランスよく取り入れるハイブリッド型。デイトレードでは出来高・板情報・ニュースを重視して瞬発力で勝負する一方、スイングトレードではテクニカル指標（移動平均線、MACD、ボリンジャーバンド）を組み合わせて流れに乗る戦略を得意とする。長期投資は割安成長株やテーマ株に限定し、基本は資金効率を重視した短期回転。米国市場や為替もチェックし、日本株との連動性を意識している。信条は「勝ちを積み上げるより、負けを小さく抑えること」。リスク管理と資金配分を徹底する堅実派。 1日（平日）のタイムスケジュール 6:00 起床：海外市場の動きをチェックしながら軽いストレッチ。コーヒーを飲みつつニュースを確認。 7:00～8:00：経済指標や前日の米国市場を整理、自分のトレードプランをノートにまとめる。 9:00～11:30：東京市場でのトレードに集中。板情報やニュースを睨みながら瞬時の判断を繰り返す。 12:00～13:00：ランチは外食やカフェで。ここで相場仲間や投資家友人と情報交換をすることも多い。 13:00～15:00：後場のトレード。保有銘柄の調整や新規エントリーを行う。 15:30～17:00：トレード結果の振り返り。チャート分析や売買記録を徹底的にチェック。 18:00～19:00：ジムでランニングや筋トレ。体力維持もトレーダーの仕事の一部。 20:00～21:00：夕食。外食か、自炊で簡単にパスタやサラダを作ることもある。 21:00～23:00：欧州市場を横目に勉強タイム。経済書や海外投資家のブログを読む。 23:30：入浴後、翌日の準備をして就寝。

全国保証（7164）第1四半期決算のポイントと投資家向け見通し

全国保証は、2026年3月期第1四半期において、売上高が前年同期比で堅調に推移しました。営業収益は11,481百万円と前期1Qの10,761百万円から6.7%増加し、営業利益は7,712百万円で5.0%増、経常利益は8,652百万円で6.2%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は5,999百万円と同様に6.0%の増加となりました。主因は、同社単体の保証債務残高の積み上げに加え、前期に実施したM&Aに伴う3社の収益貢献と、与信関連費用の抑制が寄与したことです。

今期の通期見通しとしては、2026年3月期の業績予想が公表されています。営業収益は56,972百万円、営業利益は41,974百万円、経常利益は44,518百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は32,089百万円を見込んでおり、前期比で小幅な増減となる見通しです。配当は50%の配当性向の方針のもと、年間配当は115円を想定し、最大70億円の自社株買いを実施する計画です。また、2026年3月期の通期計画としては、保証債務残高を21兆円へ拡大する目標を掲げ、既存住宅ローン市場からの獲得とインオーガニック成長の組み合わせで成長を図る方針です。

M&Aによる統合効果や提携金融機関の活用拡大が、2025年3月期1Qの堅調な推移を牽引しています。新規保証実行件数は13,353件、前期比で2.7%の増加、同期間の新規保証実行金額は4,297億円と6.4%の増加を示しています。

資本政策としては、2025年5月に最大70億円の自社株買いを発表しており、決算短信補足資料の中でも総還元性向が70%を超える見込みと記載されています。中期経営計画は、ROE14%の達成と、2026年3月期末の保証債務残高21兆円の達成を目指しています。

重要なポイントを簡潔に整理した表

able>項目26/3期1Q25/3期1Q前期比営業収益11,481百万円10,761百万円+6.7%営業利益7,712百万円7,346百万円+5.0%経常利益8,652百万円8,150百万円+6.2%純利益5,999百万円5,660百万円+6.0%新規保証実行件数13,353件12,998件+2.7%新規保証実行金額4,297億円4,038億円+6.4%ble>

今後の成長戦略としては、21兆円の保証債務残高を長期にわたり積み上げ、対象市場の拡大を図るオーガニックとインオーガニックの両戦略を推進します。金融機関のリスク移転ニーズの高まりを受け、提携金融機関の活用を通じた新規保証実行の獲得拡大が続く見通しです。