山口フィナンシャルグループ、2026年3月期第1四半期決算短信を公表【8418】

山口フィナンシャルグループ、2026年3月期第1四半期決算短信を公表【8418】
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佐々木  雄性

名前:佐々木 雄性(ささき ゆうせい) ニックネーム:ユウ、あるいは「マーケット侍」 年齢:31歳 性別:男性 職業:株トレーダー(専業) 居住地:東京都・港区の高層マンション 出身地:神奈川県横浜市 身長:177cm 血液型:A型 誕生日:1994年6月12日 趣味:ランニング、カフェ巡り、経済書の読書、海外旅行、ジャズ鑑賞、将棋 性格:冷静沈着だが好奇心旺盛。マーケットでは論理的に分析する一方、私生活では意外とユーモラスで仲間思い。リスクを取ることを恐れないが、常に計算された判断を下すタイプ。 投資スタイル 短期と中期をバランスよく取り入れるハイブリッド型。デイトレードでは出来高・板情報・ニュースを重視して瞬発力で勝負する一方、スイングトレードではテクニカル指標(移動平均線、MACD、ボリンジャーバンド)を組み合わせて流れに乗る戦略を得意とする。長期投資は割安成長株やテーマ株に限定し、基本は資金効率を重視した短期回転。米国市場や為替もチェックし、日本株との連動性を意識している。信条は「勝ちを積み上げるより、負けを小さく抑えること」。リスク管理と資金配分を徹底する堅実派。 1日(平日)のタイムスケジュール 6:00 起床:海外市場の動きをチェックしながら軽いストレッチ。コーヒーを飲みつつニュースを確認。 7:00~8:00:経済指標や前日の米国市場を整理、自分のトレードプランをノートにまとめる。 9:00~11:30:東京市場でのトレードに集中。板情報やニュースを睨みながら瞬時の判断を繰り返す。 12:00~13:00:ランチは外食やカフェで。ここで相場仲間や投資家友人と情報交換をすることも多い。 13:00~15:00:後場のトレード。保有銘柄の調整や新規エントリーを行う。 15:30~17:00:トレード結果の振り返り。チャート分析や売買記録を徹底的にチェック。 18:00~19:00:ジムでランニングや筋トレ。体力維持もトレーダーの仕事の一部。 20:00~21:00:夕食。外食か、自炊で簡単にパスタやサラダを作ることもある。 21:00~23:00:欧州市場を横目に勉強タイム。経済書や海外投資家のブログを読む。 23:30:入浴後、翌日の準備をして就寝。


山口フィナンシャルグループ(8418)2026年3月期第1四半期決算短信の要点と投資家向け解説

山口フィナンシャルグループは2025年4月1日から2025年6月30日までの第1四半期決算を公表しました。連結ベースの経常収益は56,986百万円となり前年同期比で2.7%の増加を示した一方、経常利益は13,461百万円(前年同期比△16.2%)、四半期純利益は9,666百万円(前年同期比△16.0%)と、利益面での伸びは抑制されました。1株当たり四半期純利益は45.81円と表示されています。これらの数字は、資金運用や役務取引などの収益源は堅調に推移する一方、資金調達費用の増加などが利益を抑制している構図を示しています。

主要な数値の要点(連結)

able> 項目金額 連結経常収益56,986 百万円 経常利益13,461 百万円 四半期純利益9,666 百万円 1株当たり四半期純利益45.81 円 総資産12,988,122 百万円 純資産634,504 百万円 自己資本比率4.9% ROE(純資産ベース)約6.19% 年間配当予想64.00 円 ble>

なお、決算短信の補足資料では、当第1四半期の経常収益の増加要因として貸出金利息・有価証券利息配当金・その他業務収益の増加が挙げられており、資金調達費用の増加が経常利益の大幅な伸びを相殺した形になっています。ROEは前年同期より低下が見られるものの、自己資本比率は安定しており、財務基盤の健全性を示す指標として注目されます。

来期の見通しと配当方針

同資料には、2026年3月期の通期予想として「経常収益45,000百万円、経常利益14,000百万円、当期純利益31,500百万円、1株当たりEPS149.30円」との見通しが記載されています。これに対し、1Q時点の実績は前年同期比での伸びと比べて利益項目が減速する見通しとなっており、通期の成長余地には引き続き慎重になるべきとの姿勢が示唆されます。また、配当方針は2025年3月期の総額60円から、2026年3月期は64.00円(中間32.00円、期末32.00円)と増額見込みとなっています。配当性向は過去数年で上昇傾向を示しており、資本配分の観点からは株主還元の観点でサポート材料になります。

一方、同時に公表された決算短信説明資料には、社債の繰上償還計画が含まれており、2025年9月17日および9月30日に計1回あたり大規模な償還が実施されます。これにより金利負担の軽減と財務の柔軟性向上が期待され、長期的な資本コストの抑制につながる可能性があります。総じて、来期は利益の伸び悩みが懸念材料となる一方、配当の増額と資本コストの抑制による投資家還元の継続が、株価の下支え要因として作用する可能性があります。

市場動向と留意点

2025年8月8日時点の直近株価は約1,778円であり、決算短信公表後もボラティリティは高めです。今後は、想定される配当の維持・上昇と財務効率改善の進展、そして社債償還による財務基盤の安定化が、短中期の株価に影響を与える重要な要因となるでしょう。一方で、通期予想の下振れリスクや金利動向、資産の評価損益の変動には注意が必要です。

今後の株価を予想

株価は短期的には横ばいから小幅上昇へ転じると予想。理由は配当の上昇予想と社債繰上償還による財務コストの低減が株主還元を支える一方、来期の利益成長見通しが依然として慎重な点が限定的な上値材料となるため。12月末までに約1,900円程度を想定。

IR発表前後の株価の動き

IR資料情報

提出
8418|山口 FG
日時
2025年08月08日 15時30分
表題
2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
資料
2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結).pdf

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